両チームのスタメンはこちら 試合結果は、2-0でイタリアの勝利。驚くべきは、結果よりも試合内容だろう。試合を通じて、イタリアが自分たちの思い通りに試合を進めることに成功した。前半に限っていえば、イタリアがボールを保持する展開を多く見られたくらいだ。コンテ式のユベントスを全うするイタリア代表の前に、スペインはらしさで出すこともできないまま、大会を去ることになった。 デル・ボスケは何で勝負する気だったのか スペイン、もといバルセロナの本来の強さは、プランAの強度を徹底的に磨くことを基としている。言うまでもなく、スペイン勢のプランAは、ボールを保持することだ。ボールを保持できれば、相手のボール保持機会を減らすこともできる。よって、それぞれの対策をする必要性は減る。相手のプレッシング(ビルドアップを防ぐ)への対策をし、ボールを保持することができれば、あとは時間とともに相手に迫り続けるだけだった。守
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