“幕末の天才絵師”河鍋暁斎の画力を驚嘆のコレクションで観る。「これぞ暁斎!」は見逃しちゃもったいない! 2017.03.14 文:坂本 裕子 中世以降、説話を図像化したあまたの妖怪による夜通しの行進は、当時から人気で江戸期にも多くの絵巻が描かれました。暁斎はそれを屏風仕立てにし、大画面に楽しげでユーモラスな妖怪たちの集いを活き活きと描き出します。金砂子の効果も近寄って確認して。 河鍋暁斎 《百鬼夜行図屏風》 明治4-22(1871-89)年 紙本着彩、金砂子 イスラエル・ゴールドマン コレクション Israel Goldman Collection, London Photo:立命館大学アート・リサーチセンター 幕末から明治、巧みに時流に乗りながら、自身の画業を全うし、”最後の浮世絵師”ともいわれた河鍋暁斎。わずか6歳で歌川国芳の門下となり、その後、狩野派の画法を学びます。9歳の時に増水し
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