名護市辺野古への普天間基地代替施設建設への影響が否定できない宜野湾市の市長選挙が17日、告示され、島尻あい子沖縄・北方担当大臣らが支持する現職の佐喜真淳氏(51歳)=自民・公明推薦=と、辺野古への代替基地建設に反対する翁長雄志沖縄県知事らが支持する新人で元県職員の志村恵一郎氏(63歳)=無所属=の一騎打ちになった。24日投開票される(16日現在での有権者数7万3593人)。 佐喜真候補は「宜野湾市がかわってきた、元気になってきたと言われるのが耳に入るにつけ嬉しい。9万7000人のために何をするか」と決意を示し、普天間問題については「(普天間)飛行場のフェンスを取っ払うことがわれわれの願いだ」と普天間飛行場固定化阻止に努める姿勢を示した。島尻氏は国際医療拠点を普天間にしっかり根付かせ、沖縄振興の目玉にしていこう、沖縄振興へきちっとバックアップしていくと佐喜真候補への支持を求めた。 一方、志村