女子プロレス界の盟主が、激震に見舞われている。「スターダム」を運営するブシロードファイトは20日に原田克彦社長の退任を発表。12月1日付で岡田太郎氏が新社長に就任することになった。5日の茨城・牛久大会では試合時間の直前の変更でファンから厳しい声が殺到し、木谷高明オーナーが会場で謝罪する事態に。トップの交代劇を生んだスターダムはどうなるのか――。 ほころびが生じ始めたのは今夏だった。シングルリーグ戦「5★STAR GP」期間中から、主力選手がケガにより相次いで欠場。左ヒザ負傷の中野たむ、頸椎ヘルニアのなつぽいは年内復帰が困難なことから、中野が持つワールド王座と、なつぽい&安納サオリが保持するゴッデス王座の返上が発表された。 さらに5日の牛久大会では、試合開始時刻が午後1時から午後3時30分に変更になったことが大会前日に告知され、団体の対応にファンから厳しい声が多く上がった。 木谷オーナーは欠