(CNN) イランの国営メディアは25日までに、同国のアフマディネジャド前大統領の警護官を務めた軍人がシリア北部アレッポ市で死亡したと伝えた。シリア軍の軍事顧問を務めていたという。 イランのファルス通信によると、死亡したアブドラ・バケリ・ニヤラキ元警護官は以前、イランの革命防衛隊に所属。同通信はまた、シリア南部で同国軍顧問として活動していたイラン軍の高位軍人2人が反体制派との衝突で死亡したとも報じた。 3人の死亡はシリア内戦へのイランの関与が深まっていることを示す材料と受け止められている。 シリアの駐ロシア大使はロシアの地元メディアとの会見に応じ、アレッポ市で激しい戦闘が起きたと述べた。シリア軍は同市奪回を狙う決戦を準備しており、ロシア軍が空爆を加えているとも述べた。 一方、米政府当局者などは、ロシア軍の空爆拡大に呼応する形で多数のイラン軍兵士がシリアに派遣されていることを明らかにした。
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