西武ホールディングス傘下のプリンスホテルは13日、英ロンドンの5つ星高級ホテル「The Arch London(ジ・アーチ・ロンドン)」を海外子会社を通じて取得すると発表した。当面はこのまま営業を続け、来夏にも「The Prince AKATOKI(ザ・プリンス・アカトキ)」の第1号店としてブランド変更する。ブランド変更費用まで含めた取得総額は87億円。 海外でのホテル開発・運営を手がけるプリンスホテルの100%子会社ステイウェル・ホールディングス(豪シドニー)が英国現地時間12日、ジ・アーチ・ロンドンを運営するABホテルズの全株式を取得する譲渡契約を締結した。 プリンスホテルは6月、海外事業拡大の一環としてザ・プリンス・アカトキの導入を発表。最上位ブランドとして展開し、プリンスの知名度向上を狙う。 ジ・アーチ・ロンドンは18世紀後半に建てられたタウンハウスと呼ばれる建築物などを改装し、2
プロ経営者として知られる前カルビー会長兼CEOの松本晃氏。今年6月にRIZAPグループに移籍したが、10月1日付でCOO職を突然外れた。創業者の意向をくむ幹部と経営方針が対立しており、プロ経営者を生かし切れない日本企業の課題が浮かぶ。 前カルビー会長兼CEO(最高経営責任者)、松本晃氏を経営陣に迎え入れたフィットネス大手、RIZAPグループが、松本氏が示す経営方針を巡って揺れている。10月1日には松本氏のCOO(最高執行責任者)職を外し、代表取締役のまま構造改革担当の“専任”に就けた。 松本氏といえばカルビー会長に就任した2009年6月から退任までの9年間で同社の売上高を2倍近くに伸ばした実力経営者。その手腕を評価したRIZAPグループの創業者、瀬戸健社長が自ら口説き落として招いたばかりだった。だが、改革は進められず、その能力を生かし切れないままになっている。何が起きているのか。 RIZA
ホテルオークラ東京(東京都港区)に店を構える老舗すし店「久兵衛」が、ホテルの建て替えに伴って「メインエリア」から「片隅」に追いやられたとして、オークラに1千万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。第1回口頭弁論が12日あり、「高級飲食店の格を著しくおとしめた」という主張に対して、オークラ側は請求の棄却を求めた。 訴状によると、久兵衛は1964年から50年以上、オークラ直営の高級和食店「山里」の隣という「メインエリア」に出店し、「オークラのすしと言えば久兵衛」との立場を確立してきた。しかし、来年秋に開業予定の新ホテルでは、2棟のうち山里とは別の棟にある「アーケード街の片隅」を指定されたという。 久兵衛は「およそ高級店にはそぐわない場所で、明らかな格落ちだ」と主張。久兵衛から独立した従業員が立ち上げた競合店が山里の中に入るとも指摘し、「考えがたい仕打ちだ」と批判している。信用を傷つ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く