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ブックマーク / tsuka-ryo.hatenablog.com (2)

  • 岡本裕一朗『ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち』 - Repeat The Ending

    ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち 作者: 岡裕一朗出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2009/03メディア: 単行購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (4件) を見るヘーゲルの著作の誤読あるいは独自解釈に基づくヘーゲル神話という観点からいわゆる現代思想を解きほぐしていきませう、というのが書のアウトラインで或る。 大陸哲学といってもいろいろあるけどこの著者さんはヘーゲルの議論を仔細に検討することを通じてヘーゲルに影響を受けた現代思想を整理してる。でもこの著者は現代思想を無下に叩いているわけじゃなく、ここはさすがに「哲学は誤読上等」とかで看過するのはどうなの、と言わざるをえないような所を繊細に指摘しているというかんじ。 たとえば「主奴論」。これは1930年代にコジェーヴがヘーゲルの『精神現象学』を「歴史全体を主人と奴隷の闘争の歴史としてみる

    岡本裕一朗『ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち』 - Repeat The Ending
    haruharu36
    haruharu36 2012/05/10
    このエントリー読んだら、読んでみたくなった。
  • クリストファー・チャーニアク『最小合理性』 - Repeat The Ending

    あと1回かそこらでちょっとブログ休みます。ぼくもねえ、トンボつかまえたりドッヂボールしたりして遊びたいわけですよ。 ・ ・ ・ 「人間は不合理」とかフツーに暮らしてたら当たり前だろJKといいたくなるハナシではあるが、この合理性というコトバはちょっと注意が必要だ。 社会主義に対して合理性が批判されてる時は、一人または数人が社会全体について最適な選択をすることは無茶だって言ってんだろうし、市場主義に対して合理性が批判されてるんだったら、個人が効用を最大にするために最適な選択をするのは無茶だといって経済人モデルとかいわれてるアレが叩かれてるのだろう*1。他にも生物学・進化学系の人が合理性という時は、生物の個体や種のための最適な選択をとることという意味合いも考えられる。 気をつけたいのは注釈無しの「人はそんなに合理的じゃない」という一文が社会主義批判の理由にも市場主義批判の理由にもなり得るし、「社

    クリストファー・チャーニアク『最小合理性』 - Repeat The Ending
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