ブックマーク / eboli.exblog.jp (3)

  • 決意はいつでも翻る : 漂流生活的看護記録

    今ではほとんどが蘇生後脳症の遷延性意識障害の患者ばかりになってしまったが、うちの病棟は来ALSや筋ジストロフィーなどの神経難病の進行で人工呼吸器管理が必...今ではほとんどが蘇生後脳症の遷延性意識障害の患者ばかりになってしまったが、うちの病棟は来ALSや筋ジストロフィーなどの神経難病の進行で人工呼吸器管理が必要になった人たちのための病棟である。あるとき在宅で介護を受けてきたのだが、肺炎で急激に呼吸状態が悪化し、救急搬送された先で挿管されて人工呼吸器をつけることになった神経難病の患者が転院してきた。身体症状の進行でもうすでに在宅での介護に限界を感じ始めていた家族も、介護の上にさらに人工呼吸器管理が加わるのはもう無理だということで、退院し在宅に戻るのではなく、うちへ転院してくることを選んだのだ。 ある夜、夜勤中に痰の吸引をしていると患者が何か言いたげなので、透明文字盤を使って聞いてみると「

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2012/10/22
    "社会保障費を食いつぶすような他人は死んでもらうのが当たり前と思う…人間が、年老いたから…といって自分が死ぬべき側になったことを簡単に受け入れられるものだとはちょっと思えない" →"身の程"について。
  • 名誉回復 : 漂流生活的看護記録

    ペルーでは今年に入ってから学校でのいじめが原因とされる自殺が都市部を中心に相次いでおり、7月の終わりには自殺者は7人を数え、事態を重く見た教育省が公立私立...ペルーでは今年に入ってから学校でのいじめが原因とされる自殺が都市部を中心に相次いでおり、7月の終わりには自殺者は7人を数え、事態を重く見た教育省が公立私立を含めたすべての初等、中等教育機関に調査を入れたところピウラ県だけで240件のいじめの報告があった。そして先月はアレキパにある軍学校で15歳の生徒が農薬を飲んで自殺を図った。幸いこちらは一命をとりとめたが、現在学校でのいじめが原因で自殺した生徒は今年に入りすでに13人にのぼる。リンク先の記事によると、ペルーでの去年の自殺者は国民全体で312人、今年は現時点で201人となっている。日の年間3万人(未遂や24時間以降の死亡などカウントされないケースも含めると10万ともいわれている)と

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2012/10/09
    "周囲の何もしなかった、できなかった、直接関わることのなかった人たちが「被害者の名誉」を認め、被害者に自尊心を取り戻させなくては終われない""これはいじめに限らず" →至言。/"第三者(≒傍観者)"が重要
  • 漂流生活的看護記録 : 危機介入

    しぶしぶたたかうかんごふさん。新人の頃働いていたリハビリテーション病院に交通事故で脊髄を損傷し、下肢機能全廃の二十歳そこそこの男の子が入院してきた。 事故から間がないにもかかわらず、妙にさばさばとした明るい男の子で、入院時の機能測定をしたPTが「まだ機能回復が望めると思っているのかもしれませんね」と言っていたが、人は「もうこれ以上よくなることはないと知っている」と、やはり元気にわたし達のアナムネに答えていた。わたし達はその明るさになんだか違和感を感じていたのだが、彼はまったく泣き言も言わずリハビリにも熱心で、自室でのトレーニングも欠かさず、他の患者とも仲良くやっていける、当に「いい患者」だった。まだ若いし、これからの自立した生活に必要な準備を万端整えてから退院かと思っていたら 「必要最小限のことでいいんです」 と言って、自己導尿(脊髄損傷の度合いが高いと自力での排尿コントロールが難しく

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2011/03/19
    "BBCの番組…被害者にインタビューしている番組があった…その中でインタビュアーが「わたしの質問がもし不快であるなら、すぐにこのインタビューをやめます」と念を押しながら質問" → 一方、日本の記者は"尋問" orz
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