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  • 崩壊していく<偉大な体系家ヘーゲル>という虚像 

    崩壊していく<偉大な体系家ヘーゲル>という虚像 板井孝一郎 加藤尚武編『ヘーゲル哲学への新視覚』 創文社─4800円+消費税 ドイツ観念論を完成させた<偉大な体系家ヘーゲル>。西洋哲学史のテキストを開いてみれば、そのほとんどに、ヘーゲルとは「壮大な哲学体系」を構想し、みずからの哲学体系をもって哲学史の終焉を宣言した絶対的観念論の哲学者だと記されている。ところが書の中では、近年になって次々に明かされてきたヘーゲルの講義録に基づきながら、意外なヘーゲル像が浮き彫りにされている。 たしかに、へーゲルが生前に公刊した著作は、匿名で刊行された「カル親書訳」を除くと、『精神現象学』、『エンツィクロペディー』、『大論理学』、『法哲学』の四つだけである。では、あの「壮大な体系」とは、いったい何だったのか。書のなかでは、この疑問に対して次のような仮説を立てている。ヘーゲルの死後、師の全集を出そうとした弟

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2011/02/25
    "講義をしているときに、学生にノートをとらせて、それに自分で加筆したものを素材に次の講義をした""へーゲルは書くということに一度も情熱を感じたことのない人間" →「ヘーゲル、この書かぬ人」ってかw
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