徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。 2005年7月ロンドン市内で勃発した地下鉄とバスでのテロの当日ヒースローに着いたり(本ブログの「欧州紀行」収載)、在英中にシティを恐怖に巻き込んだ過激なIRAテロを経験するなど、私自身、つぶさに直接テロの脅威を経験しているのだが、昨年の7月にも、イスラム系テロリストがガス・ボンベ車をグラスゴー空港に突っ込ませるなど、イギリスはテロの種が尽きないようである。 ところが、昨年のテロの実行者8人の内、5人が医者で、1人がエンジニアだと言うし、ニューヨークのワールド・トレード・センターでの9.11事件を含めて、過激テロの首謀者や実行者の学歴水準は非常に高い。 ところで、ブッシュ大統領やブレア元首相を筆頭に世界中の指導者や識者は、口々に、経済的貧困と教育の欠如がテロリストの発生と