肌色の話がTwitterで話題になってました。 肌色のクレヨンなり絵具なりが、たとえば「ペールピンク」のような名前に置き換えられていくことに違和感をもつ方のツイートが発端のようです。 いわく、肌色という言葉が使えなくなるのは「言葉狩り」にほかならず、よろしくないとのことだそうです。 「日本人」の肌色の「平均値」がその色なのだから、肌色のままでいいじゃないか、と。 いいじゃないか、と言われましても、多様である身体形質(肌の色)を1つに絞っている段階で特段いいことはないのですが、ここで話を終わらせず、先に進みます。 まず、「言葉狩り」って言葉を使いたがる方々が「言葉をなくしても差別はなくならない」と言いがちであることを、少し立ち止まって考えたいと思います。 この言い回しは前々から不思議だなぁと思っておりました。 仮に「言葉をなくしても差別はなくならない」のだとしても、それは別に 「あなたが多数
![肌色と言葉狩り|ケイン樹里安](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/87ead7a378cf16d2569fa38eec240a3d851cf548/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F15194394%2Frectangle_large_type_2_c1fa345a6f90aab89de0dd448ec9c34a.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)