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  • 語る、つなぐ~記憶のアンテナにふれるとき~【第3回】

    序破急と渡り鳥 いとうせいこう: 能の稽古で使う謡(うたいぼん)には、セリフとなる言葉の横に音の高低を示す様々な記号が書かれています。稽古の際、安田さんは記号の意味をロジカルに説明してくれますが、例えば、「ここは声が中なので、少し中間領域に入ります。とは言いながらも、流れによっては上の方に行きます。あるいは、下の時もあります」と言うことがある。記号がまったく意味をなしていない(笑)。 稽古でも、全員が「はい」と答えた後、声を出し始めると、それぞれ音の高低がバラバラになることもあります。あれほど法則性がないのは、なぜなのでしょう? 能の謡は集団で行いますが、舞台のたびに変化するのですか? 安田登: 法則性の強い流儀もありますが、私のいる下掛宝生流は、演奏に合わせるよりも、謡い手の感性を活かした節回しを大切にします。そのため、あまり法則性がないのです。言うなれば、謡い手の気分、あるいは、場に

    語る、つなぐ~記憶のアンテナにふれるとき~【第3回】
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2017/11/30
    "一緒に練習することもない。上演数日前に1度だけ「申し合わせ」を行いますが、通常のリハーサルとはまったく異なり、「ためしに1回やってみる」という軽いものです。" →ジャムセッションとしての能楽
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