昔から言われている点ですが、「ちがう意見=敵」と見なされることが分かっているからこそ忖度して衝突を回避しようとするムードが醸成されるのだと思います。 自分の仕事の分野では金融や財政といったシミュレーションができない政策議論において「自分の主義主張と異なる主張」を直情的に批判するムードが凄く強いように思います。政策論を巡る対立はどこの国・地域にもありますが、日本の(特に金融政策などに対する)直情的な主張の多さは異常だと思います。両論あって当然、というムードが米国や英国だともっと多いように思います。とりわけ欧米が優れているというつもりもありませんが、日本人は批判に弱い(神経質?)という面はある気はします。
「働き方改革」におけるテレワーク、兼業・副業などの推進は、必ず数年後に揺り戻しが来ると思う。 これらの施策は働き方の多様性、ダイバーシティを認めることでモチベーションを高める施策だ。 しかし、モチベーションは高めるだけでなく、束ねなければ、組織はバラバラになっていってしまう。 実際に、テレワークや兼業・副業を推進して、退職率が上がった、生産性が下がった、などでお困りの企業様からの相談が増加している。 個人の多様性、ダイバーシティと同時に組織としての統合、インクルージョンをビジョン浸透やコミュニケーション活性化などを通して進める必要がある。 組織人事はトレンドやバズワードに振り回されることが多いが、大体原理原則に立ち返ると歪んでいることが多く、その歪みは後々正さなければいけなくなることが多い。
月に100人以上の方から副業に関する相談を頂くのですが、「今は副業をすべきじゃないかも」とアドバイスするケースも少なくありません。やりたいこと(Will)やできること(Can)が明確であれば何も言うことはないのですが、単に「ラクして稼ぎたい…」という動機からのみはじめる副業は、結果的に自分を苦しめることもあります。 では、どんな人なら複業でハッピーになれるのか?というと、以下のうち、副収入を得る以外のメリットに対して意欲を持てるかどうか。 【複業の5つのメリット】 1、副収入を得ることができる 2、やりたいことに挑戦できる 3、スキルアップができる 4、視野が広がり、アイデアの種との出会いが増える 5、かけがえのない仲間とのつながりができる 個人的に一番大きかったのは、5の「つながり」の部分。会社員として得られるつながりとは違い、価値観をベースにしてつながりが広がっていくのは本当に楽しい。
『背負う覚悟』とありますが、覚悟をもって背負うべきものは事業であり、事業とは世の中の課題を資本主義の仕組みで解決するプロジェクトです。覚悟を持って背負ってくれる社員に残ってもらえるよう、また、そういう人が集ってくれるよう、経営者は事業を定義し、そして適宜その環境下において本当に意味のあるものに再定義していく必要があります。『事業や企業は社会に継続して存在するものとして価値がある』ではなく、価値のある課題解決のプロジェクトとして存続し続けられる限りにおいて事業は継続する価値があるのであって、存続そのものが価値であるというのは違和感があります。近い将来にはもっとフレキシブルにプロジェクトそのものにファンディングされるようになり、また、社内社外といった境界を超えて同じような課題を解決していく志を持った人の集まりに人は共同体意識を持っていくと思います。
タイムバンク、早速登録申請してみました。どんな展開になるのか、非常に楽しみです。 "タイムバンクはさまざまな専門家(時間発行者)の「時間」を売買できる取引所。ユーザーは専門家が発行する時間を購入、使用、売却、保有可能。保有した時間を使って専門家に事業の相談をしたり、食事をしたりできるという。また専門家は隙間時間を売り出すことで、収益を得ることができる。専門家を長期的に応援したい場合は、時間を使用せずに保有し続ける「タイムオーナー」という選択肢もあり、保有する時間はいつでも市場価格で欲しい人に譲ることができるという。" というと、一見VALUのようなCtoCのモデルにも見えるが、"メタップスではタイムバンクのリリースに向けて、YouTuberやInstagramer、ライブ配信者などのインフルエンサー、エンジニアやクリエイター、ライターなどのフリーランス活動を支援する企業に対して1社あたり3
九州の南端にある鹿児島県指宿市の二つの市立図書館。指定管理者として図書館を運営するNPO法人「そらまめの会」が街に起こしたケミストリー。予算不足で存続が危ぶまれた図書館のために立ち上げたクラウドファンディングで1000万円を達成しました。 指宿図書館が開館したのは終戦直後1948(昭和23)年。当時の指宿町は戦争から帰還したものの職に就けない男たちあふれていた。失業者の雇用のためサツマイモ栽培を試みるものの、農業の専門的技術がなかったため黒斑病が蔓延してしまいます。そこで、鹿児島県の担当者が「農民図書館」をつくろうと動き、指宿図書館を開館。農業を学べる書籍を揃え、貸し出し、夜間に農業講座を開きました。積極的に学習会も開催し、農家の育成に尽力したのです。 指宿市民の生活と農業の安定を培った街の図書館を支えるため、さつま揚げ屋さんはさつま揚げを売って、農家は野菜を売って、寄付をしたそうです。
【自分がポータブル】厳密に40歳が節目かどうか分かりませんが、誰も手掛けたこのない仕事を、教えてくれる先輩のいない状態で、成果を出さないといけない。そうなったら自分の持てるすべてを総動員せざるを得ない。 すると、当然、「その人ならではの仕事」になります。ということは「他の人には引き継げない仕事」になる、ということでもあります。 私は幸運にもほぼ日CFOという打席が回ってきました。前任者もいませんでしたから、私のできることをせいいっぱいやったら、今の形になった。イメージとしては、平らな粘土に手形を圧したようなものです。 私の次のほぼ日CFOは、私とはスキル、経験、人格、すべて違うし、そのときの会社の状況も私の経験時と違うので、当然、その人にあった形に再構築するわけです。私の圧した手形に合わせる必然性は、ない。 組織では一般的に、「誰がその業務を担当しても同じ成果が出るように、仕組みなどを整備
衆議院議員の小泉進次郎氏は、「人生100年時代の制度設計特命委員会」の事務局長を務め「こども保険」や「人生100年型年金」などの実現を推進。片や、経済産業省の須賀千鶴氏は来たるべき「人生100年時代」を前に危機感を抱く30代40代のミッドキャリアの心に突き刺さった「不安な個人、立ちすくむ国家」(通称「若手ペーパー」)を執筆した若手プロジェクトの主要メンバーだ。また、2人はともに36歳という、40歳を意識する世代にいる。そんな2人に、親世代との世代間不公平の問題や、今後の社会保障や働き方について、どこまでが公が主導し、どこまでが自助努力でカバーすべきか──について論じてもらった(なお、「若手ペーパー」には具体的な政策の出口が無いという指摘もあるのに関連し、人材政策全般の責任者を務める伊藤禎則氏が同席した)。
あ、ピックされていますね。ありがとうございます。 実は先日集英社新書から新刊を出しまして。その内容などについてインタビューしていただきました。 ・・が、この部分がタイトルになるとは(笑)。 人間は性別、出身、年代など、様々な属性、文化環境が違うほど、「違い」についての諦めからスタートし、腹を立てたり、雑なコミュニケーションをしなくなる傾向があります。 外国人が間違えて土足で畳に入ろうとしたら、しっかりそうではないと教えます。しかし見た目が日本人の方が同じことをしたら頭ごなしに怒る可能性も。もしかして土足で入る文化環境しか知らない人だったかもしれないのに。 キャバクラなどの接客業の店長は男性のことが多く、そもそも性別が違う。リテンション(=離職を防ぐこと)が重要な職場という意味で、現在の会社にも通じるものがあるということを話しました。もちろん雇用形態など事情が異なる点が沢山あることも理解して
少なくとも私の経験では、学生の時に学んだ経済理論は机上の空論でほとんど頭に残りませんでしたが、社会人になって生の経済やデータ分析を経験した後で勉強したほうが、理論を実感できるのでわかりやすく楽しかったです。という意味では、社会人が勉強することは学生時代には得られないことが得られる可能性があると思います。
私は小さい頃から、日常の中で「もっと、こうなったらいいな」と思うことがすごく多いんです。たとえばカフェでケーキのお皿を見て「丸いのより、四角いのがいいな」と思ったり、テレビなら、「固定の場所じゃなくて、いつも目線の先に画面が出てくれたらいいのに」などと思ったりします。
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