inter-edu’s eye 中学受験の最難関、開成と灘の卒業生は、社会人として活躍しているのか、職業や収入はどうなのか? 実際の卒業生を調査した結果が、初めて1冊の本になりました。 超難関校は、将来のためになる? よりよい将来のために、少しでもよい教育環境を与えたい、東大・京大などへの大学進学率が高い学校にわが子を入れたいと願って努力して入った超難関校。でも本当に、よりよい将来が待っているの? 本当のところはどうなの? そんな素朴な疑問を抱いたことはありませんか? この疑問に正面から取り組んだ人がいます。『「超」進学校 開成・灘の卒業生――その教育は仕事に活きるか?』の著者、濱中淳子さんです。大学入試センター准教授であり教育社会学の研究者でもある濱中さんは、開成・灘両校の協力のもと、年齢30代から50代の卒業生に調査票を送って得られた回答(1072名)を統計的に分析して本書を書き上げ