2020年3月26日のブックマーク (1件)

  • 特別コラム「新型コロナウイルス感染症の経済への影響と求められる政策対応」

    現状評価 新型コロナウイルス感染症の現状は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の3月19日の分析・提言にあるように、欧州などでみられるような感染の爆発的な増加、つまり、オーバーシュートはなんとか抑制されている状況といえるだろう。もちろん、日の場合、検査数がそもそも少ないため、感染者数が過小評価されているという指摘もあるが、死者数の水準、増加率がある程度それを裏付けるエビデンスとなっている。 このため、クラスター感染を抑制し、持ちこたえていくことで、感染者数の推移を示すカーブを平準化させ、感染者数のピークを低くし、先にずらしていくことが重要である。爆発的な感染が起きてしまえば、イタリアなどにみられるように医療が崩壊するとともに、ロックダウン(感染地域の封鎖、外出禁止、必需品以外の閉店命令など)に結びつき、経済社会への影響は計り知れない。むやみに検査数を増やし軽症の患者が病院へ殺到すれば

    特別コラム「新型コロナウイルス感染症の経済への影響と求められる政策対応」