「光る君へ」第16話にて、京に疫病が蔓延している様子が描かれましたが、この疫病とは天然痘だと思われます。 この天然痘について、どのような病気なのかまとめてみました。 「光る君へ」京に蔓延する疫病は天然痘!? 「光る君へ」第16話にて、京に疫病が蔓延している様子が描かれましたが、この疫病とは天然痘だと思われます。 ©NHK 感染症が毎年のように流行 ヒロイン・まひろ(吉高由里子)のモデルである紫式部が生きた平安時代は、戦乱は少なかったものの、感染症が多く流行し、人々を苦しめたようです。 天然痘と麻疹が繰り返し流行したことで、市井の者たちだけでなく、公卿の中からも多くの死亡者が出ました。 995(長徳元)年の春から平安京では天然痘が大流行し、4月には関白であり道長(柄本佑)の長兄・道隆(井浦新)が死去しました。 ©NHK 道隆の死因については、天然痘に罹患したことが原因ではなく、道隆の死因は無