曹操の遺骨、DNA鑑定計画=上海の大学が子孫の男性募集−中国 曹操の遺骨、DNA鑑定計画=上海の大学が子孫の男性募集−中国 【上海時事】中国で真贋(しんがん)論争が続く三国志の英雄で魏の始祖、曹操(155〜220年)の墓をめぐり、上海の名門・復旦大学が出土した男性の遺骨のDNA鑑定を計画している。父子間で遺伝するY染色体を子孫との間で照合すれば鑑定は可能として、「曹」姓の男性の募集を始めた。27日付の上海各紙が伝えた。 同大の歴史学と生命科学の研究者が26日共同発表した計画によると、曹操の故郷、安徽省亳州市を中心に、墓が見つかった河南省や山東省で「曹」姓の男性を募り血液を採取。曹操の父親が「夏侯」家からの養子だったとされることから「夏侯」姓の男性も対象とし、合計数百人のサンプルを収集する。(2010/01/27-17:26)