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  • 食事の配当と空下げ : 木嶋佳苗の拘置所日記

    2014年01月04日16:07 カテゴリ 事の配当と空下げ 私は、東京拘置所に移ってからが細くなった。正確に言うと、気分だけが細った。3度の事は半分しかべないけれど、その不足分は間をするので体の太さは変わらない。当は事をしっかり摂りたいのに、東京拘置所は急かすのだ。早くべろと。急かされると気分が悪いし、美味しく感じなくなってしまうので、自分のペースでべていると、半分くらいべたところで器を回収にくる。これを空下げと呼ぶのだけれど、東拘は事を配るのも、空下げも懲役の女性雑役囚がする。横には必ず、「先生」と呼ばれる刑務官が付いている。受刑者は職員のことを先生と呼び、職員同士も先生と呼び合う習わしがあるんです。 衛生係と言われるこの雑役囚は、私と決して言葉を交わさない。目をあわせることもない。そういう規則があるらしい。作業中に何か不都合があっても、私に直接話しかけてくる

    食事の配当と空下げ : 木嶋佳苗の拘置所日記
    haruna26
    haruna26 2014/02/27
    すごい……。2回読み返したけどうまい言葉は何も浮かばなかった。すごい。
  • 私がブログを始めた理由 : 木嶋佳苗の拘置所日記

    2013年12月24日16:59 カテゴリ 私がブログを始めた理由 私は常々、嫉妬心が欠けている人間だと思ってきた。誰のことも、羨ましいと思うことなく生きてきた。 その私が、ある女性に嫉妬した。上田美由紀さんという人に。2013年11月27日、39歳になった私の元に1冊のが届いた。「誘蛾灯鳥取連続不審死事件」紫色の帯には、私の名前があった。「この事件の背景には、木嶋佳苗事件とは別の深い闇がある。」著者の名前を見て驚いた。青木理。私の事件を取材してくれていたら・・・と思い続けたジャーナリストの名前だった。彼は、私より上田さんを選んだのか。ショックだった。 私が、彼の名前を初めて知ったのは、2012年10月19日号の「フライデー」。彼の署名記事に「毒婦が送ったラブレター」と見出しがついた写真が載っていた。花柄があしらわれたピンク色の便箋に、右上がりの幼稚な文字で、熱烈な愛の言葉が綴られていて

    私がブログを始めた理由 : 木嶋佳苗の拘置所日記
    haruna26
    haruna26 2014/02/27
    1月5日のエントリ、すごい文章 “私と彼女は裁判員裁判で死刑判決を受けた女性被告人という共通点がある。この立場の女性は、現時点で日本に2人しかいない”
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