2008年5月19日のブックマーク (1件)

  • 柴田文江【1】クライアントの言葉の裏にある欲求を読む:日経ビジネスオンライン

    「人間に近い道具をデザインするのが好きなんです」と柴田は打ち明ける。「機能だけで優劣を付けられるものではなく、デザインがものの価値を決めるようなものを手がけたい」という柴田の言葉には、造形の専門家であるデザイナーとしての矜持が感じられる。 ユーザーへの「誠意」を常に意識する しかし、柴田は自分の造形嗜好を一方的にクライアントに押し付けるデザイナーではない。常に意識しているのは、「誠意」を持って仕事ができるかどうかだ。 誠意はまず自分が手がける商品のユーザーに対して向けられる。お金を払ってその商品を手に入れたユーザーの暮らしが豊かになるのか、その商品を購入してよかったと感じてもらえるか、いつも確実にこれらを実現できなければならないという思いがある。 作り手の頭には「こうしたらもっと格好よくなるのでは」とか、「こうすると雑誌にとりあげられるかも」といった様々な雑念がよぎる。そういう作り手の欲求

    柴田文江【1】クライアントの言葉の裏にある欲求を読む:日経ビジネスオンライン