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  • 純文学にあって漫画にないものってなんだろう?:日経ビジネスオンライン

    スパルタ教育という言葉がある。 賛否はともかく、この言い回しの意味するところを知らない人はそんなにいないと思う。 が、私が小学生だった頃は、誰も意味を知らなかった。というよりも、「スパルタ教育」という言い方自体が、まだ存在していなかった。一部のインテリ層が使っていた可能性はあるが、われわれのような普通の庶民は聞いたこともなかった。 「スパルタ? 誰だ?」 という感じ。スパルタが古代ギリシアの都市国家名に由来するということすら知らなかった。当時、この種のカタカナを使うのは洋行帰りの知識人に限られていて、そういう連中は「キザなヤツ」と見なされていた。「おそ松くん」に出てくる「イヤミ氏」がその典型だ。下が伸びている。もしかして、赤塚先生にとっては、ナイロンのソックスを履いているというだけで、キザだったのかもしれない。そういえば遠藤周作は「下のクサい文化人」という言い方で、キザな青年をクサして

    純文学にあって漫画にないものってなんだろう?:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2011/01/07
    食品に含まれる成分と料理の味は、たしかに別の概念ではある。が、味を変えずに塩分濃度を変えることが不可能であるように、ひとつの完成した作品から、有害な要素だけを取り除くことはできない。
  • あの事件と午前5時の六本木における「特別感」:日経ビジネスオンライン

    市川海老蔵をめぐるテレビの報道はちょっと異常だ。 見ていて口の中に苦い唾が湧いてくる。 要因はいくつかある。まずパネルに貼った紙を剥がしながら情報を小出しにして行くタイプのプレゼン手法が気持ち悪い。何をもったいぶっているんだ? 紙を剥がすときの効果音もダメだ。好きになれない。ほかにも、キャスター氏がパネルの文字を読み上げる時の香具師の口上みたいなイントネーション、出演者同士が苦笑をかわしあう様子をカメラが抜く時の絵柄など、数え上げたらきりがない。すべてが神経にさわる。 一番閉口するのは、スタジオの中に流れている、あの舌なめずりをしているみたいな空気だ。 あんまりだと思う。 君たちは他人の転落がそんなに喜ばしいのか? いや、「ざまあみろ」と、内心でそう思うのはかまわない。 私自身、率直に申し上げるに、そういう感想を抱かないでもなかったからだ。 でも、仮に、心の中で「いい気味だ」と思っているの

    あの事件と午前5時の六本木における「特別感」:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2010/12/03
    「若い人間にとって、集団的な選民意識ほど甘美な感覚は無い。」「六本木は、その街で夜を過ごす者に特別な自意識を供給する。外国人と芸能人とモデルと成金――といった非日常に属する人々が、この街の通奏低音を形
  • 「ただトモ」化するニッポン:日経ビジネスオンライン

    このコラムについて リビングルームを「ここからこっちが私」「こっちはあなた」と、はっきり分ける夫婦。両開きの冷蔵庫を、ドアポケットの片側ずつ“ワールド”と“夫領域”に分ける夫婦。「夫婦の会話はツイッター」、そして、も夫も都内にいるのに、1年以上も“別居婚”や“週末婚”を続ける夫婦が、何組も――。 旧来の夫婦像の常識から見たらとても夫婦とは思えない20代~30代の若者たち。気が向けば連絡しよう、時々なら一緒に住んでもいいけど、といった、そこそこ仲のいい仲間のよう。まるでただの友達、「ただトモ夫婦」。こんな夫婦が当たり前になりつつあるといいます。 多くのインタビューや取材で筆者が出会った「ただトモ夫婦」の実像に迫り、その社会的背景に迫ります。 記事一覧 記事一覧 2010年11月5日 アラサーVSアラフォー座談会「結婚って何だ?」 婚活、ただトモ、週末婚。女たちはなぜ、そこへ向かう? 前回

    「ただトモ」化するニッポン:日経ビジネスオンライン
  • 素人は「戦略」を語り、プロは「兵站」を語る:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ロジスティクスという言葉は、軍事用語の「兵站術」をビジネス用語に転用したものだ。軍事や戦史に関して筆者は全くの素人ではあるが、その研究者や資料・文献から学んだことは多い。 とりわけ第2次世界大戦は、アメリカをはじめとする連合国と日独伊の枢軸国によるグローバルロジスティクスの闘い、「グローバル補給戦」だったと言われている。 それまでの戦争が基的に決戦場における指揮官の采配や軍隊の士気に勝敗を左右されていたのに対し、第2次世界大戦では必要な兵隊と物資を決戦場に送り続けることのできたほうが勝った。作戦の優劣以上に兵站術が大きかったという評価だ。 そのため、戦い方としては、資源の調達から軍需工場での生産、そして決戦場に至るグローバルなサプライチェー

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  • たった1軒のレストランが庄内平野を変えた:日経ビジネスオンライン

    国の過疎集落研究会の報告によると、全国には6万2000もの過疎集落が存在している。そのうち、10年以内に2600集落が消滅する可能性があるという。「古老が1人なくなることは図書館が1つ消えること」。アフリカの古い言い伝えにあるように、それぞれの風土に寄り添い、作り上げてきた生活の知恵や文化が消え去ろうとしている。 瀬戸際に立つ辺境。だが、時代に抗い、輝く人々は現実にいる。東京農工大の客員教授、福井隆氏はこういった“辺境で輝く人々”を目の当たりにしてきた。 福井氏は年間250日以上、過疎集落に足を運ぶ「地元学」の実践者。これまで7年間、100カ所以上の現場で地域づくりの支援をしている。「地元学」とは、無い物ねだりではなく、今あるもので何ができるかを考える。そのプロセスを通して地域を元気にしていく学問である。 多くの地域は「ここには何もない」と誇りを失っている。だが、それぞれの足元を見つめ直す

    たった1軒のレストランが庄内平野を変えた:日経ビジネスオンライン
  • 日系アメリカ人の日本観:日経ビジネスオンライン

    日米関係にすきま風が吹いている。 安全保障面はもちろん、経済面でも強く結びついてきた両国関係は、今後どうあるべきか。日米関係に詳しい識者、財界人に聞いた。 4回目は、米日カウンシル代表のアイリーン・ヒラノ氏。2008年5月にダニエル・イノウエ上院議員と結婚。日系2世の目から現在の日米関係がどう見えるのかを聞いた。 (聞き手は、ニューヨーク支局=水野 博泰) ── 日系アメリカ人から見て、今の日米関係の状態をどう思いますか。 ヒラノ 21世紀の米日関係をしっかりとしたものにすることはとても大切です。安全保障だけではなく、経済や企業活動の分野でこそ行動することが必要です。そのために、「米日カウンシル」を立ち上げました。米日関係をより良いものにするために、日系アメリカ人、特にリーダー的な存在で影響力を持つ人たちを積極的に巻き込んでいくべきだと考えました。 どのような「関係」でも、問題に直面する時

    日系アメリカ人の日本観:日経ビジネスオンライン
  • 「裾出し腰パン」を「皿仕上げ」でおいしくいただきましょう:日経ビジネスオンライン

    バンクーバーの空港に降り立った国母和宏(21歳、東海大)選手の服装は、あれはたしかに問題だった。 いや、問題だったのは「服装」ではない。「着こなし」だ。 服装自体について言うなら、彼はJOC支給のスーツを着ていた。その意味では、規則違反を犯していたわけではない。 が、結果は単純な規則違反よりもシリアスなものになった。マズかったのは、そのJOC謹製の背広上下を、「裾出し」、「ゆるネクタイ」、「腰パン」のカタチで着崩していたことだ。 「服装」よりも、「着こなし」が逸脱していたということは、「ファッション感覚」よりも「スタイル」が道を外れていたということで、このことはすなわち「ファッション」という外見的ないしは趣味的な要素よりも、より深く人格の根に直結する「生き方のスタイル」が、規則破りであったことを意味している。 と、これは、由々しき事態になる。 公式スーツが象徴する「スタイル」をコケにした

    「裾出し腰パン」を「皿仕上げ」でおいしくいただきましょう:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2010/02/15
    国母和宏選手。個性とマナーについての考
  • デザイン思考で社会問題の解決に挑戦:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Helen Walters (BusinessWeek誌、イノベーション・デザイン担当エディター) 米国時間2009年12月14日更新 「Inside the Design Thinking Process」 眠れない夜がありがたいことなどまずない。だから、今年の「アスペン国際デザイン会議(IDCA)」で、開催3日目の11月13日の午前3時に目覚めたとき、著者はあまり愉快ではなかった。開催地の米コロラド州アスペンは標高が高く、それで時差ぼけがひどくなっているのだと思い、眠るのは諦めてコーヒーをいれ、ノートパソコンの電源を入れた。アスペンで参加中のプロジェクトに関するメモや自分の考えを一心不乱にパソコンに打ち込むこと小一時間、ふと我に返ったとき

    デザイン思考で社会問題の解決に挑戦:日経ビジネスオンライン
  • 100年前に描かれた“超ひきこもり男”の悲劇:日経ビジネスオンライン

    高級引きこもり、デ・ゼッサント 『さかしま』は、ジョリス・カルル・ユイスマンスが1884年に出版した、「デカダンスのバイブル」とも呼ばれる奇妙な小説だ。好きな人は猛烈に好きで、一番の愛読書に挙げる。しかし、嫌いな人はその記述にうんざりして、ページをめくる指も止まりがちだと言う。 主要な登場人物は、主人公のデ・ゼッサント、ただひとり。 彼は貴族の末裔。神経質で華奢な独身男。17歳で両親を亡くしたが、さいわい財産はある。 イエズス会の学校で神学やラテン語を学び、卒業後は、貴族から娼婦まで、いろいろな人々と広く深く交際して、遊び尽くし、体には病を心には嫌悪感を持つに至った。 貴族は退屈で、聖職者は偽善的。思想家はアホで、遊び仲間は空虚。女性への情熱さえも、ついには涸れ果てた。だいたい、どいつもこいつも無礼者だし俗物だ。私にとっては大切な思想や芸術を、内心、馬鹿にしていやがる! デ・ゼッサントは結

    100年前に描かれた“超ひきこもり男”の悲劇:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/12/08
    「さかしま」ジョリス・カルル・ユイスマンス「破滅の原因はわかっている。自分が心の底で望んでいることを、しかし、決してやろうとしないから。その代わりに、趣味として、簡易的に、浅く、不徹底に手を染めるから
  • ロングテールをリアルに実践~九州に“凄い”ホームセンターがあった:日経ビジネスオンライン

    篠原 匡 ニューヨーク支局長 日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。 この著者の記事を見る

    ロングテールをリアルに実践~九州に“凄い”ホームセンターがあった:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/11/19
    ハンズマン。道具好きにとっては店自体がエンターテイメント空間。
  • 行動経済学の本質、それは「にんげんだもの」にあった!:日経ビジネスオンライン

    行動経済学研究の第一人者であるリチャード・セイラー米シカゴ大学ブース経営大学院特別招聘教授が、現在米オバマ大統領の法律顧問を務める法学者キャス・サンスティーン米シカゴ大学法科大学院教授との共著『Nudge』の翻訳、『実践 行動経済学 健康、富、幸福への聡明な選択』を出版した。 日でも『セイラー教授の行動経済学入門(原題:The Winner's Curse)』の著者として知られている。伝統的な経済学で想定する、常に合理的で最適な選択をする「人」について「人類ではない、言わばイーコン類だ」とバッサリ斬り捨てる。 来日したセイラー教授に、政策における行動経済学の考え方を生かした制度設計のあり方と従来型のあり方との違いや、人が陥りやすい「自信過剰」を取り除くコツなどについて聞いた。(聞き手は日経ビジネス記者、広野彩子) ―― 今回、来日されて、書家・詩人である故・相田みつをさんの言葉にいたく

    行動経済学の本質、それは「にんげんだもの」にあった!:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/10/06
    「これを狙って設計した人がすなわち選択アーキテクトです。そして、そう仕向ける吹き抜け階段の構造、すなわち「ナッジする仕組み」が「選択アーキテクチャー」です。 」 アフォーダンスとともに考慮すべき点
  • 月3万円の仕事を10個持つ生き方:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回、国境の壁を何とも思わないパワフルな下着メーカーであるPants to Poverty(パンツ・トゥ・ポバティー)を取り上げたところ、販売サイトのアクセスが急伸したという、喜びの報告をスタッフの方から頂戴しました。 お買い上げいただいた方もいらっしゃったようです。私も愛用しており、この肌触りの良さは病みつきになります。 さて、私は「未来の仕事」を考える要素として、「国境はハードルならず」「ワラジは2足以上履け」という2つの視点がヒントになると思っています。今回は、「ワラジは2足以上履け」について話を進めていきます。 Cho君。この名を覚えていていますか? こちらも前回、取り上げました。私の経営するソウ・エクスペリエンスのスタッフがお世話に

    月3万円の仕事を10個持つ生き方:日経ビジネスオンライン
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    harunotuki 2009/10/01
    「大正9年の国勢調査で国民から申告された職業は約3万5000種、現在の厚生労働省の「日本標準職業分類」によれば、いまや2167職種。」
  • 戦国時代は寒冷化による食料争奪サバイバル戦争だった:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 20世紀前半に吹き荒れて、全欧州を瓦礫の山にし、数千万人の死者を生み出したナチズムや、21世紀に入ってから9.11に代表されるイスラム原理主義の自爆テロの嵐が発生した真の原因は、何だろうか。 第一次大戦の敗戦国、ドイツにとって過酷だった戦後ベルサイユ体制や、世界恐慌の発生、ドイツの国民性、あるいは中東諸国の専制政治体制や貧困など、様々な原因が語られてきた。しかし、どれも表面的な分析の印象は免れず、「真の」発生原因として説得力は弱い。 例えば、自爆テロの原因が貧困や専制政治にあると言うのは、9.11の自爆犯が金持ちの息子たちや国外留学組のエリートたちであったことを想起すれば、ほとんど説得力がない。ハンチントンのように「文明の衝

    戦国時代は寒冷化による食料争奪サバイバル戦争だった:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/09/25
     世界は分けてもわからない、でも分けないとわからない。自然科学と歴史社会の因果関係
  • 花粉症も地球温暖化も「ムダな抵抗はしない」が正しい:日経ビジネスオンライン

    人間は時間を止めてしか世界を見ることができない。私たちがありのままだと思って見ている世界は、因果関係を求めるという人間特有の見方に従って現れただけの像に過ぎないのかもしれない。 前編では、そうした人間の認識の特徴について福岡伸一さんにお話いただいた。では、生命を“流れ”として見る“動的平衡”の考えをもつことによって、世界はどのような映り方をするようになるのか。引き続き、福岡さんにうかがった。 (前編「世界は『メカニズム』では説明しきれない」から読む) ――前編で、生命現象に因果関係を見出しても、それは実際に起きていることの断片でしかなく、空耳と同様の“空目”でしかない可能性が大いにある、とお話いただきました。ビジネスや生活においては、因果関係を発見し、何かの手段を講じるのが常識ですし、実際に有効だと思います。それでも因果関係に基づく行動は不都合といえるでしょうか? 福岡:花粉症を例にあげま

    花粉症も地球温暖化も「ムダな抵抗はしない」が正しい:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/08/20
    「人間は、進化の過程で過剰さに触れたことはほとんどないため、飢餓には敏感でも満腹には鈍感です。過剰に対するリミッターが効きにくい。必要以上にものを持とうとしたり、稼ごうとしたりしてしまう。」
  • 創業200年の老舗企業が航空会社を作った理由:日経ビジネスオンライン

    井上理 日経ビジネス記者 1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界ゲーム業界の動向を中心に取材。日経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ この著者の記事を見る

    創業200年の老舗企業が航空会社を作った理由:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/08/03
    静岡空港 フジドリームエアラインズ
  • 一途な男と女が活力を注ぐ海辺の町:日経ビジネスオンライン

    悲観し始めていたけれど、モノは腐り始めて真価を発揮する、との謂われのとおり、つい先日“四国の右下”徳島県南部の町を旅したおり、再生と活性という言葉を生き生きと日々の糧にしている人たちに出会った。 自分はいつも、こうした人たちに会いたい、と願い、旅を続けてきた、と気づかされ、新鮮味を欠いた言葉の、文字通り再生に立ち会うことになった。 さらに、かれらこそが、いつの時代も、国の下支えになってきた、と、改めて、地方、地域の風土に根ざした人力を見直すことになった。 「息苦しくなって」東京の生活を清算 まず、この夫婦を紹介しよう。太陽の光と海風が似合う2人である。 夫の新居徹也は46歳、徳島県庁に勤める公務員。地域の企画振興の任に当たる課長補佐だが、いっぽうでサーファーという顔を持つ。 早稲田大学を卒業後、リクルートに入社。 「初年度から大きな仕事をまかされ、好みの雑誌編集部への異動もかなって、若い自

    一途な男と女が活力を注ぐ海辺の町:日経ビジネスオンライン
  • インサイト販売店に潜入! プリウスを買う人との違いはここだった!:日経ビジネスオンライン

    (前回「ハイブリッドが2割になればクルマが変わる!? 【開発者編・後編】 」から読む) この「走りながら考える」は、実際にクルマに乗って、開発者から直接お話を伺い、最後に販売の現場、あるいはユーザーから“生の声”を伺う三部構成で進めていく、と初回でお話しした。 今回のリポートはインサイトの巻の“最終回”、販売現場からの声をお届けする。たまたま目に付いた販売店にアポ無しで飛び込んだ“突撃取材”であるので、ホンダの広報や日経BP社、またカーセンサー編集部は一切関知していない。一般客を装ってディーラーを訪れ、冷たいオシボリで顔を拭い暖かいコーヒーをご馳走になりながらお話を伺ったのである。販売店からしてみれば単なるヒヤカシのオヤジになってしまったわけだが、他に客が一人もいない平日の閉店間際だったので、営業妨害はしていないと思う。お店の皆様、お騒がせしてどうもスミマセン(いや別にゴネたり騒いだりはし

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    harunotuki
    harunotuki 2009/06/18
    「トヨタが嫌いな人」
  • 【第4回】「デザインが良いね」と言う人には気をつけろ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 最近、「デザインに今の苦境を乗り越えるヒントがあるのでは」という期待をもって、製品戦略の際にデザインに関するものがクローズアップされるようになってきている。米アップルのiPodやMacBook、サイクロン方式の掃除機の英ダイソンなどはその代表例だ。 そんな事例を聞くと、自社の製品についてもデザイン志向の製品を投入したくなるものではないだろうか。 今回は、仮に、そんな状況で「デザイン」に関する議論が行われたら、どんな話が展開されるのか、というところからスタートしたい。この議論の参加者には事前にアイデアを準備してもらっている。さて、参加者はどのような視点で、アイデアを持ってくるだろうか。これから、実際に筆者が参加したことがある、とある議論の発言を

    【第4回】「デザインが良いね」と言う人には気をつけろ:日経ビジネスオンライン
  • 信頼社会への近道は「損して得取れ」 官僚の嘘、企業の偽装――不信の連鎖を断ち切るには:日経ビジネスオンライン

    ―― 企業による偽装や年金記録の改ざん、いじめの横行など、日社会では様々な問題が噴出しています。今の日を見ると、社会の信頼感や安心感が失われているのではないか、と感じざるを得ません。なぜ信頼感が喪失しているのか。その要因を社会心理学の立場から解き明かしていただけないでしょうか。 山岸 信頼感や倫理の喪失。それを述べる前に、これまでの日社会で「安心」や「信頼」がどのように成立していたのか、そのことからお話ししましょう。 問題の理由を心に求めるのは思考停止と同じ ご質問のように、今の日は様々な問題を抱えています。価値観が転換し、社会の一体感が失われているのは間違いありません。将来への漠然とした不安を多くの国民が抱えているのも事実でしょう。 こうした現状を指して、「日人の心の荒廃」や「モラル低下」を原因に挙げる声は少なくありません。かつての日人の心を取り戻すために、「品格を磨くべき」

    信頼社会への近道は「損して得取れ」 官僚の嘘、企業の偽装――不信の連鎖を断ち切るには:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/04/07
    「集団主義的な「安心社会」では、互いに監視し、制裁を加える仕組みが社会の中に組み込まれている。このメカニズムが社会の安心を保証しているのであって、個々のメンバーが信頼し合って社会の安心がもたらされてい
  • 「空気」を読み合う生きづらさ:日経ビジネスオンライン

    「気配」に「殺気」、「気分」と、日語には「空気」にかかわる言葉が多い。場の空気をキャッチする感性を涵養する文化だといえるが、翻って空気に支配されやすい環境ともいえる。 かつて、作家の山七平氏は著書『「空気」の研究』などで、日人の行動原理を「日教」によるものと定義し、その支配秩序を「空気」が握っていると喝破した。また、政治学者の丸山眞男氏は天皇制を「無責任の体系」と呼び、権力が消失する点を衝いた。これらは空気支配の証といっていいだろう。 「空気」は過去にも論じられていたものだ。だから、ここに来て「KY」(空気が読めない)という語が持ち出されたことに、ある世代より上ならば今更の感を覚えるかもしれない。 しかし、日人の原則が明らかにされたところで、「空気」の支配力が衰えたわけではない。むしろ、いま改めて「空気」が問題になっているということは、それなりの理由があるものと考えられる。 今回

    「空気」を読み合う生きづらさ:日経ビジネスオンライン
    harunotuki
    harunotuki 2009/03/05
    "存在の無根拠性に常にさらされています。その無根拠性から救ってくれるのが、一方では“宗教”であり、他方では“他人からの評価や承認”なんですね" 承認欲求の充足レベルの違い。期待が高い。