ブックマーク / www.business-i.jp (2)

  • 産業/【変質する消費】(3)「モノ」から「コト」へ 旅行・エステ…「潤い」求め - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

    平日の午前11時。東京・日橋の三越店前に横付けされたワインレッドの大型バスに、中高年の男女が次々と乗り込む。車体には金文字で「MITSUKOSHI」と書かれ、高級感が漂う。 三越旅行部は、華道家・假屋崎(かりやざき)省吾氏の自宅を訪問するバスツアーや、有名日画家の私邸の庭を特別見学する旅行ツアーなどを企画し、販売する商品の9割以上は、三越でしか体験できないオリジナル企画だ。 価格は日帰りバスツアーで1万5000円以上するが、中高年の富裕層を中心に、支持を得ている。 日帰りバスツアーで、サミット(主要国首脳会議)総料理長を務めた有名シェフの店でフランス料理を味わい、人気ミュージカルを鑑賞した高崎市の主婦(62)は「満足感が違う。事もいいし、非日常を味わえます」と笑顔でバスを降りた。 金融危機が直撃した2008年下期でも、三越旅行部の個人向け国内・海外旅行の売上高は前年

  • 産業/【変質する消費】(4)低価格×新しさの魅力 キーワードは「プラスアルファ」 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

    衣料品不況の中、この秋冬シーズンだけで2800万枚を売り上げたユニクロの機能性肌着「ヒートテック」。昨年12月には品切れの店舗が続出するという人気ぶりだった。ユニクロを展開するファーストリテイリングは、消費不振で百貨店や総合スーパーの衣料品販売が苦戦する中、快進撃を続ける。ヒートテックは低価格だけではないプラスアルファでユニクロ「独り勝ち」の原動力となっている。 ≪ファン作り上げる≫ 高い保温性を持つ肌着自体は決して目新しいものではない。それまでもミズノなどスポーツウエアメーカーが発売していたが、価格は数千円だった。ヒートテックの空前のヒットの秘訣(ひけつ)は「1000円という低価格を実現し、新たな市場を作った」(アパレルメーカー)ことにあると、ライバルメーカーは舌を巻く。 加えて、カラフルな品ぞろえで「下着という今までのイメージではなく、ファッションアイテムの一つという視点を

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