概要 HTMLでは、キーボードから文字を直接入力するのではなく、文字参照(Character References)と呼ばれる仕組みを利用して文字を記述することができます。これによって、キーボードで直接入力できない文字や、マークアップ用の文字などの特殊な文字も記述することができます。文字参照によってこれらの特殊な文字を記述する方法は、文字の名前を使用する文字実体参照(Character Entity References)と、UCS(≒ユニコード)*の文字コード番号を使用する数値文字参照(Numeric Character References)があります。 *正確にはUCSですが、ユニコードと実質的に同義なので、以後ユニコードと呼びます。 文字実体参照 文字実体参照は、文字の名前(実体名)によって記述します。例えば、引用符(")は「"」と記述します。実体名の大文字と小文字の違いは厳密に