スマートフォンの普及や通信技術の発展によって、ITは音楽や映像などのデジタルコンテンツを楽しむためのものから、より多くの消費者の生活を便利に、そして豊かにするツールとして進化を遂げつつある。この連載では企業のウェブでの取り組みを通じて、それぞれの領域におけるテクノロジーの持つ可能性について考える。 今回のテーマは“製薬”。最近では、医薬品のネット販売の再規制の動きに楽天の三木谷社長が抗議したことなども記憶に新しいが、これはあくまでも一般の家庭用医薬品の話。医療用医薬品を製造して病院などに納入する製薬会社が、ウェブを使って一般消費者向けにブランディングをする事例はあまり見られない。それは消費者が直接の顧客ではないからだ。 また、いまや企業のマーケティングには必須ともいえるソーシャルメディアのアカウントを運用している医療用の製薬会社も実は少ない。これは、ユーザーから特定の病状などについて質問さ
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