オープンアクセスに関するIFLAの取り組み IFLA(国際図書館連盟)は,2011年10月11日に,オープンアクセス(OA)に関するタスクフォースを設立することを発表した。IFLAは2010年11月にOAに関するベルリン宣言(E144参照)に署名し,2011年4月にはOAに関する声明を発表している。声明は,IFLAの立場と戦略を明確にするためのもので,以下のような内容を含むものである。 学術コミュニケーションにおいては研究の質や研究情報の保存等,OA以外にも多くの取り組む価値のある目標があるが,IFLAはアクセスの問題に焦点を当てる。学術雑誌の急激な価格上昇により,現在主流の学術コミュニケーションモデルは維持困難である。財政的に恵まれた研究図書館でも必要な資料の全ては購入できない状態であり,発展途上国の小規模大学等では問題はさらに深刻である。現在のモデルには関係者の不満が高まっている。著者
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