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蟹工船に関するhasemanaのブックマーク (3)

  • 『蟹工船』ブームと明治・大正のころの労働 | 考えるための書評集

    小林多喜二の『蟹工船』(1929年・昭和4年)がブームになっていることを四大新聞がたてつづけにとりあげている。 若者の労働がかつての搾取時代の労働と似ており、共感されるものになっている状況というものを多くのサラリーマンや国民は知らないだろうし、それを知らせる意味でこのブームは役に立つものだと思う。なによりも今日の若者やサラリーマンは明治や大正のころの過酷な労働がどのようなものだったかをほぼ知らないだろう。私たちはなぜか「空白」の労働の歴史を生きているのである。というか、労働は私たちの時代の、マスコミの「ブラック・ボックス」である。 「蟹工船」悲しき再脚光 異例の増刷、売り上げ5倍 読売新聞 2008/5/2 今、若者にウケる「蟹工船」 貧困に負けぬ強さが魅力? 朝日新聞 2008/5/13 プロレタリア文学:名作『蟹工船』異例の売れ行き 毎日新聞 2008/5/14 小林多喜二「蟹工船」突

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: またもや増刷した小林多喜二の「蟹工船」

  • あの『蟹工船』がねえ… - カクレマショウ

    「蟹工船」はまる若者、という新聞記事(2008年5月13日付け朝日新聞)に思わず引きつけられました。 小林多喜二の『蟹工船』。1929年、昭和の初期に書かれたこの作品は、「プロレタリア文学」の代表作と言われます。「プロレタリア文学」なんてもうとっくに過去の遺物かと思っていましたが、ところがどっこい、この作品は今でも立派に若い世代の心をとらえるらしい。 「おい、地獄さ行(え)ぐんだで!」という有名な書き出し。「蟹工船」はあくまで「工場船」なので航海法は適用されない。劣悪な船内の環境。カムチャッカのすさまじい寒さの中でのカニ漁。そして缶詰への加工作業。一方で、蟹工船は、日露戦争を背景とした「日帝国主義」のロシアに対する対抗意識のシンボルでもありました。 「蟹工船はどれもボロ船だった。労働者が北オホツックの海で死ぬことなどは、丸ビルにいる重役には、どうでもいい事だった。」 悪辣な監督・浅川の仕

    あの『蟹工船』がねえ… - カクレマショウ
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