2006年03月15日20:23 カテゴリ 世界は日本を見つめている。 近所のラーメン屋に行ったら、隣で常連のお医者さんがボヤいてました。「アメリカってのは、自分の考えや正義を押しつける国なんだよなぁ。イラクにしても・・・」。おそらく、日本のあちこちで同じような呟きが広がっていると思うんですが、私は「そうですねぇ」とは答えられませんでした。20世紀前半のアメリカでは、「世界のゴタゴタに係わり合いになりたくない」という世論が強かったようです。だから、ウィルソン大統領も、ルーズベルト大統領も、欧州に参戦するためには苦労をしたんですね。2度の大戦を経たアメリカは、世界で最も影響力の大きな国になりましたが、「それは、アメリカ人が最初から望んでいたことなのだろうか?」と、つい私は考えてしまうのです。 そのアメリカの経常赤字が、大きくなっています。簡単にいえば、「国ぜんたいのお金の出入りを見ると、たい