ご連絡はm-tam(at)mbp.nifty.comへ。Gmailが捨ててしまわないように気をつけてどうぞ 佐々木敦さんのことは、「文化系トークラジオ Life」のサブパーソナリティとして一番親しみがあります。番組でも「批評家」として紹介されてますし、映画、音楽、文芸と幅広く批評活動をし、私も「「批評」とは何か?」も読みました。 そんな佐々木さんが、なぜ「思想」なのか。そのことはこの本のプロローグで書いてありますが、つまるところ、そのカギを握るのは東浩紀という存在に通じてます。2009年現在、ゼロ年代に活躍した日本の「思想家」として東浩紀以外に誰がいるのかというと、誰もいないというのが現状です。そういう状態に至る「思想シーン」がどう形成されたのか、それを批評家の観点から見たのがこの本であり、その為にニューアカからの流れを追っていくという形になっています。 私自身は、佐々木さんより10年遅れ
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