ブックマーク / rikio0505.hatenablog.com (11)

  • 躍進する「動画工房」はポスト「京アニ」となれるのか? - rikio0505’s blog

    月刊少女野崎くん観てますけど面白いですよね。千代ちゃんだけ目が大きくてでかいリボンも付けていて他のキャラと比較しても違和感ある存在として描かれているのですが、CVも他のキャラが実績ある声優さんで固められている中でひとり新人の小澤亜李さんを起用するなど徹底した作られ方をしてるのも印象的です。作品内での違和感、とは書きましたが、野崎くんに出てくるキャラクターたちが基的にマンガの世界の住人みたく見えるという千代というポジションが、一歩離れたようなところに立っているような感じに見受けられたから違和感という風に感じられたわけですが、千代ちゃん自身も少女マンガのキャラっぽい造形になっていて何処か不思議な感じにさせてくれるのもこの作品の面白さの1つなのではないかと思うわけです。 さてそんな野崎くんを作ってるのが動画工房です。動画工房といえば「恋姫無双」……というよりは「ゆるゆり」でしょうか。丁寧な作画

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  • たまこラブストーリーに見る「変わらずにはいられない」山田尚子監督のテーマ性 - rikio0505’s blog

    たまこラブストーリーを観てきましたが、あまり期待してなかったようなところもあったのですが(失礼!)観終わった後にめちゃくちゃ満足感がありました。個人的に感じていたたまこまーけっとという作品の欠点や弱点みたいなところをキッチリとカットされてあったり、あるいはどういう作品なのかという物語の主題みたいなものをはっきりと描いていたりと、ここのところのテレビアニメから映画になった作品の中でも非常に完成度も高かったように思いました。 さて今回は何について書こうかと色々と考えた結果、根底にありそうなテーマについて考えてみることにしました。それがお題にある「変わらずにはいられない」というものです。このセリフはKey原作で京都アニメーションこと京アニがアニメ化したCLANNADのメインヒロインである古河渚が作品冒頭につぶやくセリフとして記憶されている方もいるかと思います。CLANNADは山田尚子監督の作品で

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  • アニプレックスレーベルが抱える弱さと所属するアニソンアーティストに対する方針について - rikio0505’s blog

    今期の「幻影ヲ駆ケル太陽」でデビューした岡菜摘などいくらかのアーティストを抱えるアニプレックスの音楽レーベルですが、ちょっとアーティストが増えてきたように感じます。岡菜摘と同じアニソングランプリ経由でデビューして所属している河野マリナやFate/Zeroなどでもお馴染みのLiSA、そして声優の花澤香菜にギルティクラウンから生まれたEGOISTなどがいるそうです。まあLANTISやスターチャイルドなどに比べると数は全然多くないのですが、河野マリナだとAチャンネルでのデビュー以来2年以上経つのにまだ2枚しかシングルがリリース出来ていません。物語シリーズセカンドシーズンの何処かでEDを担当することは決まっていて久々のリリースとなりますが、その間にはノンタイアップでのシングルを出すこともせず半ば放置気味になっていました。これから岡菜摘との兼ね合いもありますし、どちらが歌が上手いとかそういうこ

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  • ゆゆ式〜1話と3話での唯の部屋の扉の開く向きが統一されていないことの検証と考察 - rikio0505’s blog

    前回、ゆゆ式のドアの演出が細かくて素晴らしいという記事を書いたわけですが、その記事を書く際に見返していたらあれっ?と思うような部分を見つけてしまいました。それが表題の唯の部屋のドアの件なのですが……。 1話冒頭でのシーンですが、唯が自室から出るところです。ここでは唯がかなり後ろに下がりながら扉を引いて開けているのがわかります。ここを見直してて「あれ?」となったのです。 そして3話の中では頻繁に唯の部屋が出てきて、同時に扉の開閉シーンも出てくるわけですが……どう観ても部屋の中から観ると押す形になっているのです。 前回紹介したこのシーンでもそれが確認できます。これが1話と同じ引き扉であればゆずこの手はぐねってるどころの話ではありません。どう観ても1話とは開き方が違います。 ここまで観て、これはアニメの演出ミスなのではないか? という疑問が当然湧いてきます。どっち開きなのかの意思統一が1話と3話

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  • 原作のブラックさが薄まって魅力半減なアニメ「琴浦さん」 - rikio0505’s blog

    今期アニメのスタート時期には話題になった「琴浦さん」ですが、その後はだんだんと下火になっていきその序盤で原作買っててちょっと早まったかなあと思っていつつもせっかく買ったのでと思って読んでいたら凄く面白くって、ふとアニメを思い返してみて「何か違う」となりました。アニメを見て感じた「こういう作品」というものと、原作を読んでて感じた面白さの質が全然違っていたんですよね。ぶっちゃけ原作のほうが面白くって、アニメは原作の面白い部分をそのままやれていないというか、アニメにするにあたって加えた改変というか、こういうアニメとしてやりたいという方向性が原作の持つ来の面白さとは違う方向に行っているような気がしてしまいました。 アニメはまだ途中ですし最終的にはどうなるのかわからないのですが、現時点で感じた違う何かについて書いてみたいと思います。 森谷の扱いが違う! 一番感じているのが森谷の扱いでしょうか。最初

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  • 京アニはどうして自社レーベル原作「中二病でも恋がしたい!」をアニメ化したのか? - rikio0505’s blog

    京都アニメーションが作る今期アニメの「中二病でも恋がしたい!」(以下中二恋)が面白いです。まあ面白いというよりは和んだりにやけたりという感じではあるのですが、とにかく京アニの得意分野である繊細な表情の変化だったり細かい動きだったりが全力でキャラ萌えの方向に特化されているのも興味深いところです。 ただしストーリーはというと、タイトルにあるような「恋」の要素はなくストーリーらしきストーリーも殆ど無く、どちらかと言えば日常系に近いノリのようにも感じてしまいますし何となく薄っぺらく感じてしまうので京アニの進もうとしてる方向性に疑問を持ちがちなんですが、企画そのものを観ていくとかなり京アニが冒険しているというか思い切ったことを試みていることがわかってきています。 そんな中二恋で京アニがどういう試みをしているのかを考えてみたいと思います。 出版社を排除したアニメ作りのメリット アニメというのは、製作委

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  • アニメ リトルバスターズ!の主人公直枝理樹役が堀江由衣さんに決まったことの意味するところは? - rikio0505’s blog

    先日行われたVA感謝祭のタイミングで発表されたアニメリトルバスターズ!で発表されていなかった直枝理樹と笹瀬川佐々美の声優が発表されました。原作ファンとしてはずっと気になっていたわけですが、そもそもリトバスのゲーム原作では、メインヒロインの棗鈴と後からヒロインに昇格した笹瀬川佐々美、そして主人公の直枝理樹が共にたみやすともえ(民安ともえ)さんが兼任していたんですよね。で、アニメ化にあたりさすがに3人はキツイだろうというか、特に理樹はゲームでは喋る場所が少なかったのがアニメになるとほぼ全編で出てくるわけですから負担感がどうしても出てしまいます。なので変更は仕方無いだろうとは考えていたわけですが。 直枝理樹が堀江由衣さん、笹瀬川佐々美が徳井青空さん。佐々美の徳井青空さんという人事ももちろんビックリなんですが(ミルキィホームズの譲崎ネロですよね)何といっても理樹が堀江由衣というキャスティングにはズ

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  • 今期No.1ダークホースアニメ『ベン・トー』は何故話題性抜群なのに売れそうにないのかを考えてみた - rikio0505’s blog

    今期アニメで、昨期のように、原作があまり有名でないところからのダークホース的な面白さを見せてくれているのが間違いなく「ベン・トー」だと思っています。半額弁当バトルというテーマを上手く面白さに変換している気がするのですが、よくあるラノベ作品ならではの「中二病」的な造語を、半額弁当を狙う狼たちの二つ名としてや、半額シール貼付することを「半値印証時刻(ハーフプライスラベリングタイム)」とか横文字で言ってみたりなど、そういう中二的な用語を上手くシリアスさと笑いの部分を両立させるような使い方をしていて、非常にその辺で興味深い作りになっているなあと思います。 スーパーの陳列棚の描き方や商品の造形、スーパーの構造とか、弁当作画監督を配置する弁当描写のこだわりなど各所で力が入ってますし、半額弁当をめぐるバトルシーンは非常に見応えがある作画にもなっていて、なるほどかなりよく出来たアニメだと思いました。 が、

  • せなかさん公式化は、Key系ブロガーに影響を及ぼしたか? - rikio0505’s blog

    http://anond.hatelabo.jp/20090509154903 ここの記事が波紋を呼んでますが…。 まあ僕が言うのもなんですが、かなり憶測とたまたま重なったタイミングとかで書いていますね。ただ、せなかさんという、Key系に強いブロガーがVAに入社し、内部から情報を発するようになったことで、Keyを取り巻く個人ブログ事情に変化が出ている可能性はあるでしょう。 http://d.hatena.ne.jp/cloverleaf24/20090510/p1(Primula) こういう反論もあります。まあ普通はそう考えるでしょう。 上の記事で特に触れられているのは鍵っ子ブログの更新頻度が下がっているってことです。枕さんは多忙っぽいのですが、それ以上に「Key系ニュースサイト」としての情熱がなくなってきているんじゃないかと想像しています。 ニュースサイトって見られてナンボですし、タレコ

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  • アニメ「日常」がつまらないと感じるいくつかの理由 - rikio0505’s blog

    今期アニメで注目作だったはずなのが、京都アニメーションこと京アニ制作の「日常」でした。「だった」というのは、もはや個人的にはあまり注目している作品とは言えなくなりつつあるからです。山手線への広告を出したと思えばニコニコ動画での無料配信期間を短縮したりと迷走している感もありますが、作品内容そのものも、決してつまらないわけではなく面白い部分もあるのですが、「けいおん!!」で作った流れを受け継ぐ形でのアニメ「日常」を期待していた身としては非常に残念に感じています。 今回は、そんなアニメ「日常」がつまらないと思う箇所を挙げていきたいと思います。 バラバラに進む/中心キャラがいないお話 日常を観ていて一番感じるのが、こう1つの作品の中でバラバラに進んでいくんだなあ、という点です。これが非常に見にくい。ゆっこたちの日常、東雲研究所の日常、校長の日常、そして囲碁サッカー部の日常……など、それぞれの日常を

  • 京アニ+ポニーキャニオンがリトルバスターズ!のアニメ化に踏み切らない理由とは? - rikio0505’s blog

    ※2011年8月に最新のリトバスアニメ化関連記事を書きましたので検索で来られた方はこちらからどうぞ。 『京アニはない?〜リトルバスターズ!アニメ化は実現するのか?・2011年夏版』 Angel Beats!も終わり、そろそろ鍵っ子の中では高まってきているのが「リトルバスターズ!(リトバス)」のアニメ化の声です。これまで何度も憶測情報やらデマ流言などがありましたが、そのたびにソースが無かったりして噂の領域を越えることはありませんでした。VA馬場社長もTwitterや実際に話されていた感じでは「話があれば……」という状態だったので、VAとしては特にAB!があるからどうこう、というわけではなさそうな雰囲気です。 今までの流れとして、恐らくリトバスのアニメ化をするのであれば、まず京アニこと京都アニメーション+ポニーキャニオンでしょう。劇場版もしくはKanon以来のアニメ版となれば東映アニメーション

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