ブックマーク / yotsuya-shobo.hatenablog.com (2)

  • (土)作家が出版社を設立するということ- 四谷書房日録

    今年作家が出版社を設立しました。一人は村上龍さん、もう一人は東浩紀さん。もうすでに報道されているので、周知のことと思います。村上さんは電子書籍を制作・販売する会社を、東さんは雑誌を出版する会社を立ち上げました。 村上さんの新会社G2010(ジーニーゼロイチゼロ)は<電子書籍を出版・販売する新会社を、作家の村上龍さんとIT企業(グリオ)が組んで設立した。制作コストを公表し、利益配分を透明化することで、電子書籍ビジネスの公平なモデルを示したい>という意図で設立。( 詳細は「G2010の設立の理由と経緯」を。) 例えば、作家の取り分は作品によって変わるが、電子化コスト回収後は、売り上げ(配信事業者に支払う手数料分は除く)の10〜30%をグリオが受け取り、残りの90〜70%を作家に配分する考えだといいます。 これはいままでの作家、出版社、取次、書店の関係にも大きな影響を及ぼすことになると思います。

    (土)作家が出版社を設立するということ- 四谷書房日録
  • 佐々木中−ブックガイド40選 - 四谷書房日録

    今日は久しぶりの雨。朝は小降りかと思ったら、次第に雨が激しくなり、降りになりました。夕方にはまた小降りになり、夜遅く霧雨に変わりました。雨は今日中に上がり、明日はまたいい天気になるといいます。 そんな一日、帰りになんとなくいつもの書店に立ち寄りました。大型書店は一巡するのに、30分以上かかります。行きつけの書店なので、見るべき所はすでに決まっています。時々道草をしますが、これもまた愉しい。 今日は先にブログで取り上げた鈴木清写真集『流れの歌』を見ました。確かに飯沢耕太郎さんのいう<映像の「純文学」>という意味がなんとなくわかったような気がしました。 鈴木清さんの写真はモノクロのせいか、全体に暗く、重い。その写真から、当時の人々の暮らしが、人の喜怒哀楽が瞬間の絵になっていました。それでも、人は生きている! という写真集でした。 それから、また書店の棚めぐり。この書店は各ジャンルごと、いろい

    佐々木中−ブックガイド40選 - 四谷書房日録
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