民主党の代表選挙は熾烈を極めている。9月1日の公示日に行なわれた菅直人首相と小沢一郎前幹事長の共同会見の冒頭で、菅氏は「クリ-ンでオープンな民主党をつくっていきたい。私の出馬は1976年、ロッキード事件を受けた選挙だった。政治にお金のことがまつわるような、古い政治からぜひ脱却しなければならない」と述べた。 一方、小沢氏は2日の日本記者クラブ主催の公開討論会での質疑応答で「田中(角栄・元首相)先生、金丸(信・元自民党副総裁)先生は私の政治指導者であり、こよなく好きだし尊敬している。継承する部分とそうでない部分とは当然ある。継承すべきでない点は反面教師としている」と答えた。 先月末まで永田町関係者の間では、小沢氏の代表選出馬を疑問視する向きが少なくなかった。かくいう筆者もギリギリまで出馬せずとの見通しを持っていた。だが、今にして思えばやはり、小沢氏にとって田中角栄という政治家の呪縛から逃れられ
![早くも登場! 小沢一郎「組閣名簿」にあがった意外な名前(歳川 隆雄) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/372489352b9b4007716378b7b6e9d2b937a5088a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv3%2Fmeta%2Ffb_ogp-image.png)