AP通信によると、ハイチの首都ポルトープランスで23日、大地震発生から11日ぶりに20代のハイチ人男性が、倒壊したホテル内の食料品店のがれきの下から救出された。「毎日、コーラを飲んで生き残った」などと語り、健康状態は良好という。 男性は、フランスや米国などの救助隊に助け出された。食料品店の店員で、地震が発生した時、机の下に潜り込んで難を逃れた。がれきの空間で体を少しだけ動かすことができ、店のコーラやビールを飲んだり、クッキーを食べたりして飢えをしのいたという。地震発生時、店には他の店員もいたが、生存者は見つかっていない。