企業の中であなたの属している組織は十分に機能しているか、チームは有効に機能しているか、実質的に死に体同然になっていないか、一度真剣に自問自答してみたらよい。 なぜなら、一般的に日常稼働している組織やチームの現状を何となく是認し、あるいは当たり前だと認識して何ら疑問を持たずにいる、しかし実際は十分機能していないか、あるいは大きな欠陥を抱えたままでやり過ごしているケースを、意外と多く見かけるからである。組織やチームの中のメンバーは、自分たち自身のことになかなか気付かない、あるいは気付こうとしない。気付いても、半ば諦めている。企業にとって、それは不幸なことである。それを正せば得られる成果を、失っているからである。 どこにでも見受ける、十分に機能していない、あるいは欠陥を抱えるいくつかの例を挙げてみよう。ただし、「組織」として取り上げると議論の対象が広すぎて焦点を絞れなくなるおそれがあるので、組織
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