世界中で多発しているランサムウェア感染は、いつもと変わらないように見える添付ファイルを開いたり、問題なさそうに見えるログイン画面にパスワードを入力したり、アカウントが乗っ取られているとは知らずに返信したりといった「人」の行為で始まっている――米セキュリティ企業Proofpointの調査でそんな実態が浮かび上がった。 攻撃側はAIを駆使して、もっともらしい詐欺メールを作成する手口を巧妙化させている。ランサムウェア被害を経験した企業の65%は、AIのために攻撃の実効性が高まったと回答した。 調査はProofpointが日本や米国、欧州など12カ国のサイバーセキュリティ専門家953人を対象に、2026年3月から4月にかけて実施。回答者のうち84%が、過去1年の間にランサムウェア事案を経験していた。 調査の結果、ランサムウェア感染には圧倒的に「人」が関係していることが分かった。 最初の侵入に使われ

