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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (232)

  • 巨象は倒れる - Chikirinの日記

    1997年11月 三洋証券が倒産、続いて、北海道拓殖銀行が破綻し、山一証券も自主廃業、翌年には日長期信用銀行が国有化(実質的な破綻)、日債券信用銀行も同様に経営破綻した。 その10年前、銀行は“最も安定した会社”のひとつとして高い社会的ステイタスと就職人気を誇っていたし、長銀に至っては潰れる直前まで一流大学の学生が喜々として内定を得ようとしていた一流企業だった。 「大手企業でも、一流企業でも潰れることがあるのだ」と日人が理解したのは、戦後の高度成長が始まって以来では、この1997,1998年が初めてだったのではないか。 その後も多くの企業が危機に直面した。日が世界に誇る技術をもっている自動車業界では、ルノーの日産買収のように、外国メーカーに買われる形で破綻を免れた。 一方、外資が関心を持たないゼネコンなどは軒並み破綻し、カネボウやダイエーなど往年の大企業も実質的な企業生命の終焉を迎

    巨象は倒れる - Chikirinの日記
    hataichi
    hataichi 2010/04/23
  • javariしてみた - Chikirinの日記

    javari というアマゾンが始めたや鞄の通販なんですけど。 画期的なのは、「好みに合わないという理由で返品できる」+「送料も返送料も無料」ということ。つまり“や鞄の試し履き、試し買い”がネットで可能になったということです。 で、このjavariを一度使ってみようということで、今回はその体験レポートです。 ステップ1)まずはネットでお買い物。クリック! 春になってブーツが安くなってるんじゃないかということで、レディース、ブーツのカテゴリーから、色やヒールの高さ、値段などで商品が絞り込めるのは、いかにもネットらしい便利さ。特にちきりんはヒールの高いを履かないので、これで絞れるのはとても便利。 の写真はいろんな角度からのものが掲載されていて、かなりの倍率まで拡大できるので、質感やイメージについてはネットでもほぼ完璧に理解できました。 口コミや評価の情報はまだ少ないですが、色違い商品の口

    javariしてみた - Chikirinの日記
  • 事件は会議室で起きている - Chikirinの日記

    最近、私を悲しくさせるのが、“1000円カットハウス”(1000円散髪屋)が、存続の危機というニュース。 「全国理容生活衛生同業組合連合会」=いわゆる普通の床屋さんの業界団体が、「洗髪設備がない1000円カットハウスは不衛生である」と言いだし、全国の自治体で洗髪台の設置義務を条例化する動きが拡がっているんです。 1000円カットはコストが勝負。洗髪設備を整えると大きなコストがかかるし(洗面台代金だけでなく、給排水工事が必要)、駅前や地下街の小さなスペースで開業している場合は、そもそも設置場所が確保できない。 設置できても洗髪は時間がかかり、「15分で終わって1000円」という回転率も維持できなくなる。事実上、1000円カットハウスは消滅させられるかもしれない。 これ、どー思います? 「当に不衛生だから、市民のために条例ができたのだ」と考える心の清らかな人もいるんでしょうけど、「客を取られ

    事件は会議室で起きている - Chikirinの日記
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    hataichi 2010/03/26
  • 「その時歴史が動いた!」 (未来編) - Chikirinの日記

    2013年 仏滅 @首相官邸 緊急招集を受けて集まった、数人の男達が緊迫した表情で総理を囲んでいた。 財務省理財局長「総理、たっ、大変です。遂に心配していた事態が現実になりましたっ!」 総理「なにっ! それは、もしかして・・!?」 理財局長「はい。国債の入札が大幅未達となりました。」 総理「なっ、なんと。いよいよか・・・」 理財局長「はい・・、一部の金融機関が応札をしないと決めたようです・・・。総理、どうしましょう」 総理「どっどうしましょうって・・・どうすればいいんだ?」 理財局長「今後の入札ではもっと応札額は減ると思われます。既に既存の国債相場も暴落を始めています。今後償還を迎える国債はもう借り換えはできないとみた方がいいかと・・・つまり、期限がきたものからすべて償還していくことが必要になります。」 総理「・・・すると、年間いくらくらいの金が必要になるんだ?」 理財局長「最低50兆円は

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    hataichi 2010/03/18
  • 就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記

    来年(2011年4月入社)の新卒採用市場がいっそう厳しくなりそうという報道をよく見る。 これは、なかなかすばらしい事態であると思う。(注:ちきりんは“混乱 lover”である。) そもそも日において就職状況が(新卒はもちろん中途の人たちもだが)厳しいのは、ちきりんも何度も書いているように、 ・この国において「仕事より人が多いから」なのであり、 ・「あなたの孫はインドか中国で生まれます」で書いたように、今後も日には仕事は増えない。 なので、自己分析とか意味不明なことをしても何の役にもたたない。 経済産業省は“既得権益・強化戦略”とでも呼べそうな成長戦略を発表していたけれども、何をやろうと“日という場所”が再度経済成長するなんてことは、もう起らないのだ。 来年は新卒の60%くらいしか就職できない可能性があるそうだが、これは当にめでたい。しかもおそらく就職できるのは、偏差値の高い大学にい

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  • “自分の表現法”と出会う - Chikirinの日記

    「日一のニート」を標榜する phaさんとの対談 からは、いろんな“気づき”がありました。 対談の後、phaさんと一緒に地下鉄に乗ったのですが、たまたま最初に来たのが各駅止まりでした。 それに乗った後、「もしかして急行のほうがよかったですか?」と聞いたら、phaさんの答えは「いや、いいんです。急行は混むし」というもの。それを聞いて、「あ〜、違う世界だなあ」って思いました。 私がいま働いている業界では、急行に乗るか各駅停車に乗るかという命題にたいして、判断基準は時間、つまり「どちらが早く着くか」しかありません。 でも、「早く着く」などということは pha さんにとっては余り意味がないのでしょう。大事なのは「混まないこと」なわけです。 中学受験などで、「A駅に急行が止まってて、その時速は 40キロ、10キロ離れてる B駅に各駅が止まってて・・どっちが D駅に先に着くでしょう?」みたいな問題があ

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    hataichi 2010/03/06
  • 賃貸住宅斡旋のネット化 そろそろ? - Chikirinの日記

    少し前に、「リアルビジネスがどんどんネットビジネスに置き換わるよね」、と書きました。ネットへの移行が早かったビジネスといえば、金融、旅行、書籍と音楽流通などでしょうか。そして最近は一般の物品販売(家電、衣服、料等)やメディアがブレイクし始めています。 他に“極めてネット向き”と思えるのに出遅れていたものとして“賃貸住宅の斡旋市場”があります。人が部屋を探す基準はとても似通っていて、エリア、家賃、間取りで物件を絞りこみ、トイレバス別とか、和室か洋室か、ペット可か不可か、などの好みで選んでいく。物件側もこれらの基準を元に完全にスペック化されている。 高度にスペック化された商品について、多数の需要と多数の供給があり、それらをマッチングさせるビジネスが賃貸住宅の斡旋事業なんです。こんなにIT技術&ネット向きのビジネスはない。ように見えるわりに、ネット化が遅いですよね。 皆さん、今住んでいる部屋は

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    hataichi 2010/02/21
  • 若者、アウト! - Chikirinの日記

    録画してあったガイアの夜明け(2月9日分)を見た。おもしろかった。テレビ東京、グッドジョブ。 ちきりんは「世界の高齢化の最先端を走る日の未来」に興味津々だ。世界のどこにもないユニークな社会になると確信しているし、今は想像もできないことが起りそうでとても楽しみ。 過去いろんなエントリで、ちょっとずつ未来社会の側面を描こうとしてきたけれど、“総合的にどんな感じになるの?”ってのは、ちきりんもなかなか表現できていない。多面的、具体的、かつビビッドに、未来の姿を描写するのは簡単じゃないのだ。それがこの番組を見ていたら、「おお〜、これじゃん!?」って感じだった。未来のこの国の姿がはっきり見える番組だった。 内容は、高齢者が派遣や内職という形で労働市場に流入しているという話で、でてきた事例は、 <ケース1> 「高齢社」という71歳の社長が率いる高齢者専門の派遣会社。登録する労働者は大手企業の管理職な

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    hataichi 2010/02/14
  • アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記

    私は 2005年に「なぜアフリカは発展しないのか?」というエントリを書いています。 「アジアも南米もそれなりに発展してるのに、なんでアフリカだけ戦後 60年ずっと暗黒大陸なわけ?」と長く疑問だったのですが、下記二冊のを読み、ようやく少し理解が進みました。 で、「だったらこーすればいいんじゃない?」という案も浮かんだのですが、ちきりん仮説が実行される可能性はほぼゼロなので、アフリカは今後もずうっと発展しないかもしれません。 私が理解できなかったのは、 ・なぜ、アフリカにおける国際援助はここまで実を結ばないのか。 ・最大産業である“国際援助(ODA)獲得産業”を超える他の産業が生まれないのはなぜか。 ・なぜアフリカには「長期的な国家建設を私利私欲に優先するリーダー」がでてこないのか? などでした。 料を配布すればその分だけ一部の人の寿命は延びるのかもしれない。 けど、「自律的に生産・生存の

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    hataichi 2010/02/08
    バラライカさんにお願いしたらいいかも。
  • 本能と欲望と権力と組織 - Chikirinの日記

    朝青龍が引退するらしい。 世間では風当たりの強い横綱だけれど、ちきりんは朝青龍のことは大好きだ。小沢さんの方は不起訴らしい。でもまだ強制起訴の可能性もあるし、幹事長職からの辞任も十分考えられる。ちきりんは小沢さんも大好きだ。 ちきりんの大好きな2人が、彼らが主役であった舞台から降ろされようとしている。彼らを引きずり降ろそうとしているものは何か。これは何と何の戦いなのか。それをエントリのタイトルにしてみた。 ちきりんはなんでこの2人が好きなのか。この2人にはいくつも共通点がある。 (1)圧倒的な力を持っている。 (2)組織を尊重しない。 (3)強さの源泉は能である。 (4)“のし上がる”ことへの欲望が原動力となっている。 ふたりを潰そうとしているものは、こういう“圧倒的な力をもつ個人”というものを、震えるほどに怖れている、最初から中央にいた、勉強や規則やルールで評価されることにより権威付け

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  • 人間のための指標 - Chikirinの日記

    昨年の年末、12月30日に鳩山首相は「友愛精神に基づいた“人間のための経済”が日の新しい成長を作る」と話されました。 にも関わらず、その後に“次の10年でGDPを180兆円増やす”みたいな話がでてきたため、ちきりんは今年1月3日のエントリにて、「友愛精神に基づいた人間のための経済」とかいいつつ、目標値をGDPという基準でたてるのは変じゃない?と書きました。 まるで母親から「あなたには友達にやさしい人になってほしいわ。じゃあ、3年後の目標は偏差値70にしましょう!」と言われてるようなもの、とも揶揄しました。 では、「人間のための経済」では、GDP以外のどんな“成功をはかる指標”を掲げるべきか。今日はそれを考えてみたいと思います。 ちきりんが考える指標の候補は・・ 1.年間自殺者数を現在の3万人から1万人未満に下げる。 世界の自殺率ランキングを見てみてください。日より自殺率が高いのは、元共

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    hataichi 2010/02/03
  • ニッポンの翼 5年後の破綻に向けて! - Chikirinの日記

    JALが 19日に再生法を申請しました。 日航空の扱いについては、 1.破綻処理 2.更生法申請 3.私的整理 という3つの選択肢があったのですが、このうち 2番目の方法をとったことは、「よくやった」ともいえますし、「やっぱ破綻処理は無理なのね」とも思えます。 3の私的整理に持ち込もうとした“大株主かつ大口債権者”のメガバンクや既得権益者の粘り腰に屈せず“法的整理”としての 2の選択肢を選んだことには大きな意義があります。 この点についてはあるべき論と道理にこだわり続けた再生機構や公的金融機関(=元財務省筋)の英断に敬意を表します。 また、政権交代がなければこれは実現していなかったとも思われ、この点についても一定の評価をしたいと思います。 一方で破綻処理ができないのは「大きすぎて潰せない」問題が繰り返されるという意味で「これでいいのか?」感が残りますよね。 たとえば ANAの立場から見れ

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    hataichi 2010/01/21
  • “検察が逮捕したい人”一覧 - Chikirinの日記

    検察が極めて恣意的に“逮捕したい人を逮捕する”ことに、多くの人が気づき始めています。 新聞やテレビなどのマスコミは“検察の広報部隊”と化しているので、この点についてネットメディアの意義は非常に大きいと言えます。 今日は“検察が逮捕したがる人の類型”をまとめておきます。 類型1:内部告発者、裏切り者 一時は自分達の仲間だったのに、内部告発しようなどという“ええ格好しい”はとりあえず逮捕。特にマスコミの取材をうけようなんてありえないので、速攻逮捕です。 例:三井環元大阪高等検察庁公安部長 平成14年に、検察内部での不正資金流用等について内部告発。 この件について、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏とのインタビューが予定されていた。が、その予定時刻の数時間前に急遽、全然関係ない(超微罪)で別件逮捕される。 これにはマスコミも皆震え上がり、その後の報道はぴたりと止まった。 自分が勤めていた外務省の内幕を

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    hataichi 2010/01/19
    7回吹いた.wwwwwwwww
  • JAL年金の変更決議が示すこと - Chikirinの日記

    今日の日経朝刊の一面トップ記事は、JALの企業年金制度の改正案(減額案)が賛成多数に必要な3分の2を集めた、という話だった。 やっとこさ賛意を得たのは、「既に退職しているOBが今後貰う年金は3割減、まだJALで働いている現役社員が将来貰う年金は5割以上の減になる」という案だ。 現役社員はまだこれから稼げる立場とはいえ、削減率はOBより2割も多い。既に“高給”正社員として定年まで勤め上げ、一部退職金も受け取り済みのOBに比べ、現役社員には今後、リストラ、賞与減、退職金減が待っている。持ち株会の株式は紙切れだし、年金額の半減は厳しいだろう。 にもかかわらず、現役社員の方は、今月4日には早々と減額案賛成数が3分の2を超えていた。そして先週末に減額賛成数は9割を超えた。活発な組合員もいるJALとしては驚くほどの団結力といえる。 理由は明確だ。現役社員にとっては、将来の年金なんかより「今、自分の働い

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  • 最初から世界へ - Chikirinの日記

    私がこのブログを書いている“はてな”というウエブサービスの会社が、日だけでなく、世界で使えるサービス、“うごメモはてな”を始めたと聞いて思ったことを書いておきます。 私は使ってないので詳細はわかりませんが、任天堂 DSi とコラボした“ぱらぱら漫画的”な作品を作成、投稿 & 共有できるサービスのようです。 サイトを見ると、国や言語が選べるようになってます。事業としてどれくらい可能性があるのかは知りませんが、この「早い段階から世界でリリース」という方法には、大きな意味があります。 2年前、私は下記ふたつのエントリにおいて、日企業の 「まずは日市場で発売して成功し、市場が成熟した後で世界に打ってでる」 という“二段階商品リリース方式”もしくは“ツーステップ方式”について、それではこれからは成功しない、と書きました。 ・長期的視野をもった経営?(けーたいガラパゴスについて) ・ツーステップ

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  • 日本の未来は明るいよ - Chikirinの日記

    ここ数日、暗い見通しのエントリばかり書いていて、これじゃあ読者の皆さんに「ちきりんは日の将来に悲観的らしい」と誤解されると困るので、書いておくです。 結論 = ちきりんは日の将来に楽観的です。 なんで日の未来が明るいと思うか。 理由その1:日には“ユニークバリュー”があるですよ。 ちきりんは個人的な趣味嗜好の問題として、この“あり得ないほど住みやすい日”が大好きなんですが (→ 日大好きなんで) 個人の好みの話はとりあえずおいといても、 日てのはすごく“価値がある”国なんです。なぜなら、この国はいろんな面で“とても特殊”だからです。 ビジネスをやっている人ならわかると思いますが、価値の源泉は“他と違う”ということにあるんです。 “他と違うこと”を、マーケティング用語では“差別化要因”とか“ユニークバリュー”と言います。“他と同じ”で“あんなのどこにでもあるよね”では、全然だめ

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    hataichi 2010/01/08
  • 暗い暗い暗い一年に臨もう - Chikirinの日記

    鳩山首相も長大臣も年の瀬まで、そして正月早々から“公設派遣村”の視察に忙しそうだった。一年前の正月に自民党の総理がそんなことをしていた記憶はないから、様変わりといえば様変わりだ。 一方で正月から多数の国会議員を自宅に集めて挨拶させてた小沢氏の正月は、昔の田中角栄家の正月を彷彿とさせる。この“新旧対比”はなんとも味わい深く、政治の現実は作り物の小説を圧倒するほどおもしろい。 ところで鳩山首相の派遣村視察のニュースには“相談”という言葉がやたらでてくるのであるが、あれはいったい何を相談しているんだろう。 ・そもそも紹介できる仕事もないのに“相談”ばっかりしたって、意味ないのでは?とか、 ・返せる当てもない人に“貸付金”制度とかいって借金させてどうすんだろ?とか、素朴に疑問です。 求められているものは当に“相談”窓口なのか?“貸付金”なのか? ちきりんが見る限り、求められているのは“相談”で

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  • 今年最もおもしろかった政治文書 - Chikirinの日記

    10日も前の発表なので既に皆さんご存じなのかもしれませんが、↓asahi.comの12月15日のニュースによると、 自民党の政権構想会議(議長・谷垣禎一総裁)が15日、自助自立の精神や国の均衡財政をめざす方針などを記した第2次勧告をまとめた。これを受け、党綱領改定のための作成委員会を設置し、来年1月の党大会で新たな綱領を発表する方針。作成委には歴代総裁らも加わる。綱領改定が決まれば、結党50年だった2005年11月以来となる。 http://www.asahi.com/politics/update/1215/TKY200912150224.html?ref=reca つまり、今後の自民党の綱領のモトとなる重要な“勧告”ができた、ってことですよね。で、その文章を自民党のウエブサイトからダウンロードして見てみたのですが、こんなおもしろい文章にはなかなかお目にかかれないと思えたので、転載しとき

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    hataichi
    hataichi 2009/12/26
  • 友愛をどう訳すか - Chikirinの日記

    先日、海外の記者が鳩山政権について話し合うテレビ番組を見た。オーストラリア、イタリア、韓国中国の人が出ていた。皆やたらと現政権への評価が高くて驚いた。 中でもおもしろかったのは、鳩山首相のスローガンである「友愛」について、韓国中国系の人がすごく高く評価していたことだ。 たしかにアメリカには普天間の件で「私と社民党とどっちが大事なのっ!」と言われ、「来年になったら必ずはっきりさせるから。もうちょっとだけ待ってくれ」とか言ってる一方で、中国には200人の国会議員が訪問ですからね。外交的な優先順位はあまりに明らか。 民主連立政権が「先端より底辺に優先順位」をおいているのはわかっていたけれど、ここまで「アメリカより中国・アジア」優先であるとは、政権スタート前には想定してなかった。そーかー、やっぱ社民と連立だし、そもそも半分が旧社会党だし・・と思い知ったちきりんです。 さて、そのテレビ番組の中で

    友愛をどう訳すか - Chikirinの日記
    hataichi
    hataichi 2009/12/17
  • 国より先に潰れるもの - Chikirinの日記

    国の財政破綻の話の続き。 今後どんどん財政バランスが悪化すると、消費税20%とか所得税アップとか、まずは税率が欧州並になるんだと思うのだけど、その後、それでも破綻に向かうとしたら現実的にどういうプロセスなのかな〜と考えてみた。 で、おそらく国の破綻前に、いろんな公的な団体が破綻するだろうと思った。だって、霞ヶ関が「地方に交付金を出しつつ、まず国家財政破綻」なんて道を選ぶわけがない。どう考えても先に地方への補助金をストップしそうでしょ。 そうなると、たとえば夕張みたいになる地方団体がたくさんでる。現時点で東京以外のほぼすべての都道府県、市町村が国からの交付金なしには財政が成り立ってない。国が、自分が破綻する前に地方に分配する分を削れば、地方公共団体の破綻が相次ぐと思います。 で、それって悪くないかもね。地方公務員のやたらと高い人件費とか、やたらと多い頭数とか強制的にリセットするいいきっかけか

    国より先に潰れるもの - Chikirinの日記