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ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (18)

  • 熾烈なサバイバル。渡邊雄太が実感しているGリーグとNBAの「格差」

    人史上2人目のNBAプレーヤーとなった渡邊雄太は、メンフィス・グリズリーズの一員として今季すでに2試合コートに立った。その実力はすでにチーム内でも認められており、今後さらにプレー時間を増やすことが期待される。 ただ、渡邊が今夏にグリズリーズと結んだのは"2ウェイ契約"。基はGリーグ(マイナーリーグ)のチームであるメンフィス・ハッスルに所属し、1シーズンに45日間だけNBAでロースター(公式戦に出場できる資格を持つ選手枠)登録が許されるという契約だ。つまり、シーズン中に契約を結び直さない限り、今季の渡邊はGリーグで多くの時間を過ごすことになる。 Gリーグでの試合後、インタビューに応える渡邊 渡邊人が「Gリーグでプレーできているのはありがたいことです。いろんな経験が積めますし、プレータイムももらえる。当に今はいい状態だなと思っています」と述べているとおり、Gリーグは貴重な実践の場と

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    hatanaka 2018/11/22
  • ロコ・ソラーレにとって、PACCの敗戦も世界一への「いい教訓」

    11月10日まで韓国・江陵で開催されていたパシフィック・アジア・カーリング選手権(以下、PACC)。女子日本代表として4大会連続出場となるロコ・ソラーレは、決勝で韓国代表に8-12で敗れ、準優勝で大会を終えた。 ラウンドロビン(予選リーグ)から準決勝までの7試合は、ゲーム後半にリードを許すことのない磐石の戦いを見せたが、決勝では「若くて、勢いのあるチーム」(吉田夕梨花)という韓国代表のチームKIMからの追い上げを受け、押し切られる形で3年ぶりのアジア王者にはなれなかった。 PACCでは準優勝に終わったロコ・ソラーレ このチームKIMは、8月の韓国国内のトライアルおいて、平昌五輪で話題になった「メガネ先輩」ことキム・ウンジョン率いる五輪銀メダルチームを破って、今大会に駒を進めてきた。 なかでも際立っていたのは、19歳のスキップ、キム・ミンジだ。ゲーム終盤のプレッシャーのかかる場面でも、ドロー

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    hatanaka 2018/11/13
  • PGAツアーへの新たな道を切り開いた、新鋭・小斉平優和の挑戦

    WEEKLY TOUR REPORT 米ツアー・トピックス 20歳の新鋭・小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)が、PGAツアー・チャイナシリーズ(PGAツアーの3部ツアー)で賞金ランキング4位となって、PGAツアーの下部ツアーとなるウェブ・ドット・コムツアーの来季の出場権を獲得した。 このPGAツアー・チャイナシリーズは、PGAツアーが掲げる"世界ツアー戦略"の一環。前コミッショナーのティム・フィンチェム氏の時代から目指してきた「ゴルフのグローバル化」は、現コミッショナーのジェイ・モナハン氏にもしっかりと引き継がれていて、同シリーズは「(PGAツアーは)アメリカ一極集中ではなく、そこを目指す選手たちが世界中から集まれるツアーにする」という構想のひとつで、事は着々と進んでいるようだ。 PGAツアーを頂点とし、その2部的な役割として1990年に下部ツアーのウェブ・ドット・コムツアーがスタート。同ツ

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    hatanaka 2018/11/13
  • PGAツアーが新契約。来季、松山英樹のプレーはどこで放映されるか

    WEEKLY TOUR REPORT 米ツアー・トピックス PGAツアーが先日、米ディスカバリー社と「米国外における、すべての放映権の専属契約を締結した」と発表した。 今回の契約は、アメリカ以外のおよそ220にも及ぶ国と地域で、テレビ放送だけでなく、インターネットを使用したストリーミング、携帯アプリによる視聴など、PGAツアーがさらに楽しめるようになる、という画期的なもの。「ホーム・オブ・ゴルフ」と名付けられたこの試みによって、PGAツアーがより身近なものとなるため、アメリカ国外のファンにとっては、うれしいニュースとなりそうだ。 ディスカバリー社のデビッド・ザスラブCEOとジェイ・モナハンコミッショナー(右) 今年に入って、PGAツアーのジェイ・モナハンコミッショナーが「今後はPGAツアーが独自のテレビ放映を行なうことも考えている」と語り、何かしらの大改革を示唆していたのは、どうやらこのこ

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    hatanaka 2018/11/13
  • 平野歩夢のUSオープン優勝にみる、日本がスノボ王国となる可能性

    3月5日~10日(現地時間)に行なわれた、スノーボード・バートンUSオープンでの平野歩夢の初優勝は国内でも思いのほか大きな反響を呼んだ。伏線には平昌五輪におけるショーン・ホワイト(アメリカ)との激闘の末の銀メダルがあったにせよ、その注目度の高さは時代の大きな波を感じさせる。 ファイナルラン直後、ボードを掲げて喜びを表現する平野歩夢 そこで、ここではあらためて平野のUSオープンにおける快挙の裏側をレポートしつつ、他の日人ライダーたちの活躍ぶりもお届けしたい。USオープンの現地取材で強く感じたこと、それは、平野歩夢を中心に、若い世代のライダーたちの間でかつてない良質なサイクルが生み出されつつあるということ。実はこれまでも世界的レベルのライダーが多かった日のスノーボード界だが、このUSオープンをきっかけに、その飛躍のスピードがさらに加速するかもしれない。 Xゲームズと並ぶ世界最高峰のプロトー

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    hatanaka 2018/03/20
  • 髙木美帆、多忙なメダリスト生活のなか「スケートの女王」戴冠も果たす

    平昌五輪の1500mではトップに0秒20差という数字を見て「金メダルを逃したという実感が湧いてきて悔しかった」と涙を流した髙木美帆(日体大助手)。その悔しさを胸に臨んだ髙木の最後の種目、チームパシュートでは6周中3周半を先頭で引っ張る大車輪の活躍を見せた。 世界オールラウンド選手権でオランダ勢を抑えて初優勝を果たした、髙木美帆「コースサイドでヨハン・デヴィッドコーチがガッツポーズをしているのを見て『いけてるんだ』と思った。それに、まったく脚が止まることなくさらに前へ、前へという強い気持ちで滑ることができたかなと思う。ゴールの瞬間は『オランダに勝てた!』という気持ちが強かったですね。 チームで金というのを掲げてやってきたので、『やったぞーっ!』という思いがガッツポーズになったと思います。最後のチームパシュートで渾身のガッツポーズを出すことができてスッキリしました」 髙木はそう言って笑顔で平昌

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    hatanaka 2018/03/20
  • チェアスキー森井大輝、滑降から回転まで「オールラウンダー」の誇り

    荒木美晴●取材・文 text by Araki Miharuphoto by Photo Service One/Uehara Yoshiharu チェアスキーヤー・森井大輝(トヨタ自動車)の5大会目のパラリンピックが幕を下ろした。5種目にエントリーしたうち、初日の滑降で銀メダルを獲得。最高のスタートを切ったが、続くスーパー大回転は8位、スーパー複合と大回転は途中棄権、最後の回転は4位に終わり、再び表彰台に上がることはできなかった。 最終種目の回転で雪質のよくない中でも滑りきった森井大輝 17日に行なわれた回転の1目は、硬いバーンでバランスを崩して旗門不通過となる選手が31人中16人も出た。「回転のスペシャリスト」として連覇を期待された鈴木猛史(KYB)のほか、狩野亮(マルハン)、夏目堅司(RDS)もフィニッシュできなかった。そんな荒れたレース展開のなか、意地を見せたのが森井で、まずは5

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    hatanaka 2018/03/20
  • 平昌パラで毅然と裁く、パラアイスホッケーの日本人レフェリー

    荒木美晴●取材・文 text by Araki Miharuphoto by Photo Service One/Uehara Yoshiharu 熱戦が繰り広げられている平昌パラリンピック。日本代表も出場しているパラアイスホッケーの会場・江陵ホッケーセンターで、「もう1人の日人」がパラリンピックの舞台を初めて踏んだ。 レフェリー(主審)の山口壮太郎さんだ。 初めてのパラリンピックの舞台でレフェリーを務めた山口壮太郎さん 最初の試合となったのが、競技2日目のカナダ対イタリアのカード。結果は優勝候補のカナダが10-0でイタリアを退けるワンサイドゲームとなったのだが、終盤になってもカナダ選手の鼻息は荒く、第3ピリオドでイタリア選手に頭部および首への危険なチェックをして試合が中断。レフェリーの山口さんは、毅然とした態度でカナダ選手にマイナーペナルティ(2分)+ミスコンダクトペナルティ(10分)

    平昌パラで毅然と裁く、パラアイスホッケーの日本人レフェリー
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    hatanaka 2018/03/16
  • 実業団でも2時間6分台。大迫、設楽悠ら「オレ流」と違うMHPS流

    2月25日に行なわれた東京マラソンは、日男子マラソン界に光明が差すレースになった。 16年ぶりに日記録を更新した設楽悠太(Honda)の走りはもちろん素晴らしかったが、日人2位でゴールした井上大仁(ひろと/MHPS:三菱日立パワーシステムズ)も日歴代4位となる2時間06分54秒をマーク。レース終盤まで設楽をリードして"大会連覇"も見えていた井上は、レース後に「思い出したくないくらいに悔しい」と語り、早くも日記録を塗り替えることに意欲を見せている。 東京マラソンのゴール時にも、悔しそうな表情を浮かべた井上 その2人に続き、2時間08分08秒の日人3位でゴールしたのは、井上と同じMHPS所属でチームの主将を務める木滑良(きなめ・りょう)だった。 これから日のマラソン界を引っ張っていくことが期待される井上と木滑を育てたのは、MHPSマラソン部の黒木純監督だ。 自らもランナーとして活

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    hatanaka 2018/03/13
  • カーリング女子メダリストが激突のミックスダブルス、勝つのは誰だ?

    第11回 全農 日ミックスダブルスカーリング選手権大会が、3月14日からみちぎんドリームスタジアム(青森市)で開催される。 平昌五輪から冬季五輪の正式種目となったこのミックスダブルス。残念ながら、昨年までの世界選手権で出場権を獲得できず、日チームは同五輪には出場できなかった。 JCA(日カーリング協会)は、4年後の北京五輪に向けて強化を続けるため、昨年から設置した強化委員会推薦枠を継続。今回はオリンピアンによるペアを選出した。 吉田知那美(左)と藤澤五月の激突も見られるか 平昌五輪で銅メダルを獲得した女子代表(ロコ・ソラーレ北見)と、同五輪で健闘した男子代表(SC軽井沢クラブ)の選手たちがペアを組んだ、『吉田・清水』(吉田知那美/清水徹郎)、『藤澤・山口』(藤澤五月/山口剛史)、『チーム吉田・両角』(吉田夕梨花/両角〈もろずみ〉友佑)の3ペアだ。 また、前年度優勝、準優勝チームが出場

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    hatanaka 2018/03/13
  • 五輪メダルも通過点。カーリングの「ど変態」本橋麻里の戦いは続く

    昨年9月、代表決定戦に勝ち、平昌五輪代表を決めたロコ・ソラーレ北見(以下LS北見)の主将・橋麻里についての記事を出した。 「カーリングの変態」橋麻里の献身でつかんだLS北見の五輪キップ 雑誌、ウェブにかかわらず、媒体記事のタイトルは編集部がつけることが多い。キャッチーな言葉を使う、あるいは文から拾うという意味では、編集者のほうが経験があり、記事は読まれてナンボという意識が強いからだろう。そこで、とりわけウェブ媒体では人の目にとまりやすい強い言葉を使う必要がある。いわゆる"釣りタイトル"もこのあたりに大きな理由がある。 当初、僕がつけたタイトルは「マリリン、3度目の五輪へ。勝負を分けた献身」という、確かに平凡なものだった。 編集部はそれに対して、上記を提案してきた。確かに「変態」という言葉はキャッチーこのうえない。ただ、アスリートに、それも女性に、そんな言葉をぶつけるのはいかがなものか

    五輪メダルも通過点。カーリングの「ど変態」本橋麻里の戦いは続く
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    hatanaka 2018/03/13
  • 女子マラソンにまた新星。関根花観は「安全運転」で好記録出ちゃった

    初マラソンで苦しい表情を見せながらも、日人1位でゴールした関根花観 気温が高い中でのレースだった1週間前のびわ湖毎日マラソンとは違い、3月11日に行なわれた名古屋ウィメンズマラソンは、スタート時の気温が8.3度で風も秒速0.3mという好条件に恵まれた。ペースメーカーの走りも安定し、好結果が期待できる滑り出しだった。 5kmを過ぎてから、それまで17分03秒だったペースが16分48秒に上がると、2時間23分47秒の記録を持つ清田真央(17年ロンドン世界選手権代表/スズキ浜松AC)が後ろに下がり始めて、9km手前では完全に遅れてしまう。 2015年北京世界選手権代表となった後の低迷から復活してきた前田彩里(ダイハツ)も、10kmを過ぎてから完全に後退。 また、2016年のこの大会では2時間23分20秒で走りながらも1秒差で田中智美(第一生命)に敗れて、リオデジャネイロ五輪出場を逃した小原怜(

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    hatanaka 2018/03/13
  • 松坂大輔「去年の10月、ある施設で先生が肩をはめてくれたんです」

    松坂大輔インタビュー 今シーズンから新たに中日ドラゴンズのユニフォームに袖を通すこととなった松坂大輔。沖縄・北谷(ちゃたん)で行なわれた春季キャンプでは、連日多くのファンが押し寄せるなど、相変わらずの人気の高さを見せつけた。不安視されていた右肩の状態もよく、完全復活への期待も高まりつつある。いま松坂大輔は何を思うのか。人を直撃した。 長らくケガに苦しんだが、今季から中日で再起をかける松坂大輔── 中日の松坂大輔、ドラゴンズブルーの帽子、馴染んできましたか。 松坂 どうなんですかね。青という色が自分に合いやすかったのかな。周りの人にも「違和感ない」って言われます。番号以外ですけど(笑)。 ── 背番号99ですか。 松坂 99にはまだ馴染めないですね。ただ僕自身、ライオンズからレッドソックス、インディアンス、メッツ、ホークス、ドラゴンズ......新しいチームに行くこと自体はもう慣れっこです

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    hatanaka 2018/03/13
  • 元いじめられっ子のボクシング世界統一王者・田口良一とは何者なのか

    杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke写真●山口裕朗 photo by Yamaguchi Hiroaki 【田口良一が語るV10と井上尚弥 前編】 現WBA・IBF世界ライトフライ級スーパー王者に君臨する田口良一(31歳/ワタナベボクシングジム)。アマチュア時代に輝かしい実績を残したわけではなく、プロ転向後に力をつけた"叩き上げ"のボクサーとしても知られ、同じような境遇にある選手たちの希望になっている。 2013年の井上尚弥との激戦で名を広めた田口だが、幼い頃は「いじめられっ子だった」という。そこからいかにしてボクシングと出会い、世界の頂点へと上り詰めたのか。昨年12月31日に行なわれた、IBF世界ライトフライ級王者(当時)ミラン・メリンド(フィリピン)との王座統一戦を振り返りながら、自身のボクシングスタイルの原点について語ってもらった。 王座統一戦を3-0の判定で

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    hatanaka 2018/03/06
  • 田口良一を支えた怪物との激戦。「相手は井上尚弥より強いはずがない」

    杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke写真●山口裕朗 photo by Yamaguchi Hiroaki 【田口良一が語るV10と井上尚弥 後編】 前編を読む>> 2013年8月、ライトフライ級の日チャンピオンになったばかりの田口良一は、後に世界最速で2階級制覇を達成する井上尚弥を挑戦者に迎えた。 メディアが注目していたのは、高校生でアマチュアのタイトルを総なめにした"怪物"の圧勝劇。しかし試合は井上のキャリア初となる判定にもつれこみ、敗れはしたものの、田口の実力はボクシングファンに再認識されることになった。 田口はその一戦からさらなる成長を遂げ、WBA、IBFのタイトルを手にする。その活躍を支えた井上との激戦の記憶、そして3団体目のタイトル獲得への意欲を聞いた。 2013年の日ライトフライ級で相対した田口(左)と井上(右)──田口選手は年末にWBA、IBFを統

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    hatanaka 2018/03/06
  • 設楽悠太、大迫傑の激走で日本マラソン界は「オレ流」時代に突入か

    東京マラソンで日記録更新の快走を見せた設楽悠太 2時間06分11秒。 設楽悠太(Honda)が東京マラソンで16年ぶりに日記録を塗り替えた。 スタートから先頭集団に入り、前半は1km2分58秒ペースで押した。20km地点では2位をキープして、日記録を上回るペースが続いた。 「30kmでペース走が離れてから勝負」 レース前に設楽はそう語っていたが、その30kmから遅れ始めた。ディクソン・チュンバ(ケニア)ら外国人選手が急にペースを上げ、設楽はそのペースについていけず、置いていかれたのだ。 通常は、ここで"勝負あった"となる。外国人選手たちのペースは変わらず、さらに前をいく井上大仁(ひろと/MHPS)は後半も粘り強く走ることができる選手。設楽自身も「負けた」と思ったというが、そう思うのも致し方ない展開だった。 ところが、ここから驚異の粘りを見せる。32kmで両親の応援の声を聞き、36km

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    hatanaka 2018/02/27
  • 厚底シューズで連勝。設楽悠太は「みなさんのために東京で日本記録を」

    2月上旬に開催される丸亀国際ハーフマラソンは、"国内屈指の高速コース"として知られている。例年、国内トップクラスの選手たちが集まるが、今年の2月4日に行なわれたレースは、その3週間後の25日に迫る東京マラソンの、国内招待の男子選手12名中4名が参戦した。 丸亀ハーフを「異次元」の走りで制した設楽悠太 その中で最も注目を集めたのが、設楽悠太(Honda)だ。「東京マラソンに向けた調整ではなく、出る以上は記録を狙っていますし、全力で挑みたい。日記録を破れるのは僕しかいないと思うので」と、自身が保持する日記録(1時間0分17秒)をターゲットに掲げていた。 スタート時の気温は2.1度。ウォーミングアップ中には雪が舞うなど厳しい条件になったが、設楽は5kmを14分10秒、10kmを28分02秒というハイペースで突っ走る。後半の向かい風に阻まれて日記録には届かなかったものの、1時間1分13秒の2

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    hatanaka 2018/02/27
  • 崩れたライバル、崩れぬ青学大。「箱根駅伝を勝つメソッド」で4連覇

    折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimiphoto by Naoki Nishimura/AFLO SPORT 第94回箱根駅伝。やはりこの大会を制したのは、総合力の高さと入念な準備で選手たちの力を存分に発揮できた青山学院大だった。 出雲駅伝優勝でスピードランナーの層が厚い東海大と、全日大学駅伝優勝の神奈川大とともに3強の戦いと予想されていた今回の箱根。しかし、そのライバルは、ともに序盤が不発という展開になった。 圧倒的なタイム差で総合優勝を果たした青学大 前回は2区終了時点で2位に38秒差をつけてトップに立っていた神奈川大は、今回も前回と同じ山藤篤司(やまとう/3年)と鈴木健吾(4年)を1区と2区に配置しての大逃げを狙った。だが1区の山藤は終盤の競り合いの中で苦しそうな顔つきになると、17km付近で青学大の鈴木塁人(たかと/2年)が仕掛けたあたりから少しずつ遅

    崩れたライバル、崩れぬ青学大。「箱根駅伝を勝つメソッド」で4連覇
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    hatanaka 2018/01/05
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