同粒子は、両実験ともに5σ程度の確度(3×10-7)で、スピンが整数のボゾン(ボーズ粒子)であるため、これまで発見されたボゾンの中で最も重いものになるという。 ヒッグス粒子の質量が126GeV/c2付近だと、bb,WW,gg,ττ,cc,ZZ,γγの順に崩壊する割合が高い。バックグラウンドとの兼ね合いでWW,ZZ,γγ,ττ,bbの5つが有力。特に感度の高いのは、γγ、ZZ(→4レプトン)、WW(→2レプトン+ニュートリノ)の3つのチャンネルが発見する上で重要な役割を果たす ただし、この結果は2011年と2012年に大形ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いて収集したデータが基になっているが、2012年のデータはまだ解析途中にあることから、暫定的なもので、最終的な解析結果の公表は7月末に論文として発表される予定だ(2012年の第1期データ収集は4月4日から6月18日にかけて実施され、積算ルミ
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