iCloudでAppleデバイスの位置情報が確認できる機能は、紛失の際に探したり、盗難の際にロックしたりできて便利です。ただし、古いMacを譲渡・売却する際には、その前にきちんとお別れの儀式をするようにしましょう。 デザイナーのブレンデン・ムリガンさんは、iCloudにサインインしたとき、とうに手放したiMacがまだ自分のデバイスリストにあるのを発見しました。そのiMacは、3年近く前に売ったものです。そのときに一通りの初期化作業は行なっていたので、そこにムリガンさんのデータが残っていたわけではありませんが、iCloudのアカウントに紐付けられたままになっていたため、売却後も彼の手でそのデバイスに対し「Macを探す」を実行したり、一連の盗難防止機能を使うことができる状態になっていたのです。 つまり、手放す際にデバイスからデータを消去しても、それだけでは不十分なことが判明しました。 Macの