本連載「Excelマクロ/VBAで始める業務自動化プログラミング入門」では、前回「マクロが動かない原因の見つけ方とVBAの変数、データ型」の3回までで、VBA(Visual Basic for Applications)や「VBE」(Visual Basic Editor、VBエディター)に関する基本は大体分かったはずだ。今回からいよいよ本格的なVBAのプログラミングに入っていく。 今回は「セル」に関する処理を基本に解説していく。Excelのシートは無数のセルの集合体であるから、セルに関する処理は結構多く、覚えないといけないことも多い。 ただセルは、Excelの名前に「Cell」が入っている通り、Excelの基本となるオブジェクトだ。このセルの処理をマスターすれば、ある程度のマクロを書けるようになること請け合いだ。頑張って理解してほしい。 今回はセルの操作の基礎編としてセルの参照、挿入、削
