日立製作所は7日、同社のハードディスク(HDD)事業を米Western Digital(WD)に譲渡すると発表した。 日立のHDD事業は、2003年に米IBMのHDD事業子会社を買収して「日立グローバルストレージテクノロジーズ」(HGST)として以来営まれていたもの。今回の譲渡合意では、HGSTの持ち株会社で日立の100%子会社であるヴィヴィティテクノロジーズの株式を、WDが現金35億ドルとWDの株式2500万株(約7億5000万ドル相当)で買収するとしている。 この買収により、日立はWDの発行済み株式の10%を保有することになるほか、日立からWD側に2名の取締役を就任させることになる。HGSTの社長兼CEOであるスティーブ・ミリガン氏は、WDの経営陣に加わる予定。買収完了は2011年9月末までの予定。 HGSTのHDDと言えば、製品ラインナップが充実してPC自作ファンの中でも人気が高いだ
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