映画館に掲示された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のポスター。まだまだ盛況は続いている。 映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が興行収入150億円を突破。コミックのシリーズ総売上も9,000万部を超えるなど、社会現象となった『鬼滅の刃』は、小学生以下の子どもたちにも大人気だ。家族愛、努力の大切さなどが描かれた同作だが、一方で戦闘シーンの生々しさ、死をリアルに描いた場面については「子どもには刺激が強いのでは」「トラウマになりそう」と心配する親の声も。『鬼滅の刃』は、子どもの心にどんな影響を与えるのか。アニメを用いたカウンセリングも行う、心理カウンセラーの浮世満理子氏に聞いた。 ※一部、ネタバレになる内容を含んでいます。 戦闘の生々しさは物語に必要、「単なる惨殺シーンではなく、『何をしたら死ぬのか』を描いている」 心理カウンセラー/メンタルトレーナーの浮世満理子氏 ――『鬼滅の刃』は、子どもの