2015年の開業に向けてJRが公募している北陸新幹線の列車愛称に、県内自治体から剱岳にちなんだ「つるぎ」を推す声が出ている。立山町の舟橋貴之町長が町のホームページ(HP)上のコラムで「個人的には『つるぎ』がいい」とし、隣接する上市町も、HPで町案として「つるぎ」を挙げている。 愛称は、JR西日本と東日本が5月末に公募を始め、今月30日まで受け付け中。舟橋町長は5月31日付「町長コラム」で、「3文字の響きはいい」「県民の多くが『あれが剱岳だ』と指さすことができる」などと理由を説明した上で、「名前の通りシャープで、スピード感溢れる『つるぎ』で応募しようと思っている」と推した。剱岳は稜線の南側が立山町に含まれる。 剱岳への登山口がある上市町も今月11日、町HPに愛称募集を告知するコーナーを設け、「上市町は“つるぎ”がいいね!」という一文を掲載した。町企画課は「応募数の多さに関係なくJR側が決める