ドイツ・ベルリン(Berlin)の南西80キロに位置するフェルトハイム(Feldheim)村(2014年10月16日撮影)。(c)AFP/ODD ANDERSEN 【10月31日 AFP】ドイツが世界に先駆けて再生可能エネルギーへのシフトを図っているとすれば、人口わずか150人の村、フェルトハイム(Feldheim)がその先頭を走っている。 首都ベルリン(Berlin)から南西80キロにある同村は、ドイツで初めて大手電力会社の電力網から独立し、100%代替エネルギーで生活している。同国が目指す化石燃料による発電から再生可能エネルギーへの移行を最初に達成した村だ。 村の電力は今、風力発電によって各世帯に届けられている。さらに99%以上の風力電力は国の電力網にも売られている。ソ連の軍事基地だった場所に設置された太陽光パネルから発電される電力も同様だ。 フェルトハイムの冬の暖房は、バイオガス発電