ダム本体の斜面にパネルを設置した全国で初めての大規模な太陽光発電施設が、兵庫県加古川市に完成しました。 完成したのは、加古川市の権現ダムに設置された大規模な太陽光発電施設、メガソーラーです。 権現ダムは工業用水の供給が目的ですが、兵庫県は施設を有効活用しようと、去年10月から太陽光発電施設の整備を進め、「堤体」と呼ばれるダム本体の斜面に、6900枚余りの太陽光パネルを設置し、今月6日から運用を始めました。 兵庫県によりますと、ダム本体の斜面を利用したメガソーラーは全国で初めてで、一般家庭540世帯分の電力を供給できるということです。 兵庫県企業庁水道課の山田健課長は「斜面が南向きなので、太陽光を使って効率よく発電できる。電力の買い取りによって得られた利益は、送水施設の耐震化に活用したい」と話しています。
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