こんにちは。UIデザイナーのTaiseiです。第1回をお読み頂いた方、ありがとうございました!第2回の投稿がだいぶ遅くなってしまいました。すみません。第1回をまだお読み頂いていない方はぜひご覧ください! さっそくですが、今回はフォントの基準線についてお話します。フォントの構造を把握するには基準線を理解すると早いです。前回同様、和文と欧文に分けてご説明します。 和文フォントの基準線和文フォントは厳密には基準"線"ではなく、箱のような概念ですが、構造はいたってシンプルです。 仮想ボディ Photoshop、SketchあるいはCSSなどで指定したフォントサイズ=仮想ボディのサイズになります。なぜ仮想なのかというと、活版印刷の「ボディ」という用語を使用しているためです。活版印刷では「活字」という、言ってしまえば判子のようなものに文字を彫って使用します。その判子の大きさがボディサイズということです