「メールが出来る、出来ないというのは、スピードにすごい差がつく」——。 麻生首相は20日、携帯電話で受け取るメールを頻繁にチェックし、衆院選の応援演説に生かしていることを明らかにした。 遊説で鹿児島県から熊本県に向かうJR列車内で一部記者団に語った。普段から首相とメールをやり取りしている菅義偉自民党選対副委員長らが、首相の演説を聴いた支持者らの反応などを送ってくるという。「『もっとゆっくりしゃべらないと聞こえませんでした』とか。厳しいのもあるよ。すごく参考になりますよ」。厳しい選挙戦での支えになっているようだった。