ときどき、陸上自衛隊が街中でパレードを行う際に「市民に威圧感を与える」といって労組などが物言いをつけたり、特に実銃の携行に物言いをつけたりする事案が散見される。そういえば、練馬の第一師団だったか、レンジャー訓練の締めくくりに街中を通って駐屯地まで移動する際に、物言いをつけられた事案もあったような。 ところが面白いもので、演習やスクランブル待機のために実弾を積んだ戦闘機が飛んでいても、誰も「市民に威圧感を与える」とはいわない。海自の護衛艦なども同様で、実弾を積んだ艦が航海していても、どこかの労組あたりが「市民に威圧感を与える」と物言いをつけた話は聞かない。 とどのつまり、陸自のパレードや訓練に限って物言いがつくのは、「自分達の目につくところ、自分達が生活しているところに、武器を持った自衛隊員が現れるから」であって、目につかないところなら「そんなの関係ねぇ」ということのようである。なんかテキト