大東亜戦争がはじまる前のことです。 当時、インドネシアはオランダの植民地でした。 その蘭領インドネシアに単身で商用赴任した民間人がいます。 お名前を三浦襄(ゆずる)氏といいます。 その三浦襄氏について、ある方から、当時の秘話をいただきました。 ご了解をいただきましたので、ここに転載してみたいと思います。 ボクは読んで、とても感動しました。 ~~~~~~~~~~~~~~ バリに日本陸軍が進駐したのは、太平洋戦争勃発の2ヶ月後、昭和17(1942)年2月9日のことです。 これによって、400年にわたるオランダのインドネシア植民地支配は終りを告げた。 当初インドネシアは、中国大陸から転進してきた陸軍が支配しますが、5月には次の作戦として、オーストラリア戦への展開に備えるため、飛行場確保と基地の整備目的で海軍に、統治を交替しています。 陸軍の統治は、やや荒い力の占領行政だったようです。 このため、