トランプ米大統領は19日放送の保守系FOXニュースのインタビューで、新型コロナウイルスについて「ある時点で消える。最後に正しいのは私だ」と述べた。これまでも根拠を示さず「奇跡のように消える」などと繰り返しており、改めて新型コロナの脅威を軽視するような姿勢を示した。 11月の大統領選に向け経済の回復を優先させたい思惑が強く、秋の新年度から学校を再開することも各州に求め「若者は学校に行かなければならない。学校を開けなければ予算を付けない」と迫った。 米メディアによると、米国では新規感染者が16、17両日とも7万人を超え、死者数も1日当たり千人近くに上っており、感染拡大が続いている。それでもトランプ氏はインタビューで「検査数が多いからだ。検査が半分なら数字は随分下がる」と強調した。 感染者数に対する死者数の割合に関しても「世界で一番低い」と主張したが、ジョンズ・ホプキンズ大によると、米国の割合は