6月28、29日と2日間にわたって開催されるG20大阪サミット。外務省が「日本が主催する国際会議としては史上最大規模」と称し、期間中は約500人体制で対応するという。先日、首脳会談を終えたばかりの米国、そして、中国、ロシアをはじめとしたメンバー国に加え、招待国・国際機関を含めると37ヶ国の要人が一堂に会し、世界経済、貿易・投資、気候・エネルギー、開発、デジタル、テロ対策、雇用、移民・難民問題等が議題として取りざたされている。 かつてない規模のサミットにおいて、安倍首相は議長国のリーダーとして手腕を発揮することを国民から期待されているだろう。また、安倍首相には“モリカケ問題”をはじめ、最近では老後2000万円不足問題などが持ち上がっている。提出された内閣不信任案は否決となったが、増税に対する不安からか依然として内閣支持率は下落の傾向にある。