新生立憲、高揚感なき船出 顔触れ変わらず不満続々 2020年09月16日07時10分 新党「立憲民主党」の結党大会でポーズを取る枝野幸男代表(中央)ら=15日午後、東京都港区 新生立憲民主党が結党大会を開き、2017年秋に分裂した旧民進党以来の規模となる150人の野党第1党が発足した。枝野幸男代表は早期の衆院解散観測を踏まえて政権奪取へ決意を表明したが、会場の雰囲気は低調。新味のない幹部人事に募る不満は隠しようもなく、高揚感に乏しい船出となった。 立憲綱領「民主党」と誤記 「衆参で150人、特に衆院で政権交代の発射台と言われる100人を超えるメンバーが集まった」。15日、東京都内のホテルで開かれた大会で枝野氏はこう強調。「今こそ国民に選択肢を示す時だ」と訴えた。演説中、感極まったのか声を詰まらせる場面もあった。 「衆院議員を100人そろえれば、次の総選挙で政権をうかがえる」というのは近年の